トンガのもずくから抽出されたフコイダン

フコイダンといえば、ガゴメ昆布が有名なんですが、

もずくからも取れます。

むしろ、もずくのほうがフコイダンを多く含有してます。

フコイダンってはっきり言って高いので、

ガンに効くとか言っちゃうようなとこしかニーズがなくて、

あんまり触ったことないんですよねー

使ったことないけど、「トンガ王国産」のもずく由来のフコイダンってのは、

気にはなってました。

トンガってどこ？と。

調べたら、ニュージーランドの近くみたいです。

150近い島で構成された国で、世界で一番最初に朝を迎える国なんだとか。

総面積は対馬くらいの小さな国なんだそうです。

周りを海に囲まれ、世界で二番目に深いといわれるトンガ海溝があり、

そこから湧き上がるミネラル豊富な海水と、水質汚染のないキレイな環境とで、

非常に良質なもずくが取れるんだそうな。

化粧品原料としては、ヘアケア関連商品に使用されることが多いです。

もちろん、保湿作用も高いので、スキンケア商品にも使えます。

商品名はリムベール®となり、ダングルウッド（株）の製品となります。

総販売元は（株）トーア紡コーポレーションになります。

色々とデータを取っていますが、どれもヒアルロン酸との比較になります。

細胞賦活作用、抗酸化作用、皮膚弾力効果、保湿効果などなど。

保湿効果以外、ヒアルロン酸にはないので、

当然、ヒアルロン酸と比較すれば有意差はでますわな。

ヒアルロン酸より機能性があって、ヒアルロン酸と同等の保湿力があるって感じです。

1％でのデータですが、フコイダン1％とか入れてる商品があったら、素直に称賛しますわ。

原価がえらいことになっているはずですから。

ヒアルロン酸の5～10倍くらいしますからね、フコイダンって。

よほどこだわったコンセプトがないと、なかなか使えるもんではないっす。

トンガでとれたもずくは、鳥取の港に運ばれ、

そこにある抽出工場で作られます。

特許製法での抽出により、高分子かつフコイダンの硫酸基結合を13%以上を規格することに成功しています。

ｐＨができるだけ水に近い状態での抽出により、フコイダンが壊れるのを防ぐんだとか。

フコイダンの硫酸基結合は、機能性を発揮する部分であり、多いほうが機能性が

高いといってしまってもいいです。

分子量170万ってのは、他のフコイダンと比べても圧倒的です。

フコイダンの結合部になるので、高分子であるほど硫酸基結合の割合は増えます。

まあ、その分、浸透はしませんが。

高い粘性を持ちますが、肌の上ではすぐにサラサラになり、

べとつくことはないので、使用感は非常によいです。

海藻特有の磯くささってのもほとんどないので、使いやすくなっています。

とはいっても、圧倒的にヘアケア用品での採用が多く、

その理由として、育毛効果が確認されていることが挙げられます。

3ヶ月～半年、原液のリムベールを使用したところ、

髪にツヤ、コシがでて、毛が生えてきたそうな。

原液でも売っていますね・・・

50ｍｌ　3000円って激安じゃん！！

もしかして・・・そんなに高くないの・・・かな？？

また、シリコンのように髪をコーティングする作用もあり、

おまけに修復効果もあるので、昨今のノンシリコンブームで

引き合いも多かったそうな。

以前はあまりの高さに尻込みしてしまいましたが、

原液でこの値段で販売できるなら、もしかするかも。

再度挑戦してみようかな～

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