ストレスと美容の関係
ストレスが美容によくないってのは、経験上、言われなくてもわかってはいるのですが、
実際に数値で証明した実験ってのはなかったわけです。
化粧品の開発とOEM製造を行う株式会社サティス製薬は、ストレスが美容に与える影響を
初めて実証したそうです。
女性約300人(10~70代)のストレスとシミの関係を定量的に解析。
ストレスが肌状態に与える影響について以下のように検討しました。
まず、ストレスと肌に関して女性がどう感じているかアンケート調査をしたところ、
「ストレスで肌乱れすることがよくあるか?」という設問に対して、
約4割の女性が「そう思う」・「やや思う」と回答しました。
多くの女性が、ストレスによる肌の不調を実際に感じていることが確認されました。
うーん、意外に少ないかな?
10代~70代と非常に幅広い世代に対しての調査なので、
こんなものなのかな?
若いころは、ストレスで肌がどうこうなんて感じないかもですしね。
次に、精神的ストレス指標である唾液中のコルチゾルと、シミとの関係を解析結果、
コルチゾル量の少ない女性では、シミが有意に目立たないことが示されました。
また、コルチゾル量と画像解析装置によって定量化されたシミの数との関係を解析した結果、
コルチゾル量が少ない女性では、シミの数が統計学的に有意に少ないことが示されました。
まあ、ストレスによってシミの量が変化するのか、
コルチゾルの量でシミの量に影響を与えるのかは、
判断つかないわけですが、
ストレス下ではコルチゾルが増えることには変わりなく、
ストレスがシミに影響を与えていることが示唆されたわけです。
個人的にはストレスが多いと、老化が早くなると考えていました。
ストレスは精神的だけでなく、物理的にもダメージがあるんです。
簡単にいえば、ストレスを感じていることを知らせるために、
体に信号を送ります。
その信号によって引き起こされる、一連の反応は
炎症を引き起こします。
つまり、シミが多いのも1つの老化が加速されただけと
考えていたのですが、
この幅広い年齢層で、有意差が出ているってことは、
ストレス過多の状態である場合、年齢に関係なく、
シミが多くなる傾向にあるってことです。
で、それがシミだけに収まるのか、
それ以外にも影響を与えるのか・・・は今後の研究次第でわかることかも。
ストレスの少ない生活のほうが理想ではあるのは、わかってはいますが、
だからといって、ストレスの少ない生活を送れるかってのは、
自分の力ではどうにもなりませんからねー
ストレスの原因のほとんどは人間関係。
引きこもり生活をすれば、ストレスの少ない生活ができますが、
まあ、なかなかそういうわけにゃいかんわけで・・・
ストレスがお肌によくないってわかったところで、
どうにもならんかもですね。
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