PQQって何?
母乳に多く含まれる補酵素で、様々な生理活性を行うといわれている成分。
2008年くらいからアメリカでもサプリとして使われるようになったそうですが、
日本では知名度はかなり低いかな?
今後、来るんじゃね?といわれている成分の1つ。
補酵素というのは、文字通り酵素を補う成分。
特定の酵素と結合することで、酵素の活性を高めたり、
逆に酵素の働きを抑制したりするもの。
ネズミでは欠乏症がでるとの報告がありますが、
ヒトでは今のところ、欠乏症の報告はないです。
野菜などにも含まれているので、あまり欠乏しないというのが
大きな要因だと思われます。
(ジャンクな生活してると、欠乏してるかも・・・)
効果としては脳の働きを活性化することが知られています。
抗酸化作用、神経成長因子の活性化などの作用があり、
短期記憶力が向上するそうです。
あとは、糖尿病にも効果があるといわれており、
インスリン抵抗性を下げる効果があるそうな。
インスリンは、血中の糖を細胞内へ送る作用があるのですが、
インスリン過多の状態が続くと、インスリンが作用しにくくなり、
結果、血糖値が上がります。
あとは、ミトコンドリア新生作用があるとか。
ミトコンドリアが増えれば、エネルギーを多く作り出せるようになるので、
活力がでてくるかな。
母乳に多く含まれています(140~180ng/ml)が、それ以外からも摂取可能です。
例えばピーマンだと28ng/g、ホウレンソウだと21ng/g、
野菜、果物は10~30ng/gくらい含まれていると考えて問題ないです。
比較的多い食べ物は納豆で60ng/gくらいとれるそうです。
さてさて、このPQQ、サプリだけでなく、
化粧品原料としても注目されています。
表示名はピロロキノリンジオントリカルボン酸2Na、
まあ、PQQ誘導体みたいな感じなのかな?
効果としては、ミトコンドリア新生作用になってくるのかな?
それとも抗酸化作用?
経口投与での効果は色々とデータがあるんですが、
塗布の場合はなかなか見つけることができないんですよねー
大手が何社か採用していますが、
入手先もよくわからんのですよねー
機会があれば、入手してたいところではありますが。
今後取り扱いが増えていく・・・のかな?
【関連記事】
コメントをお書きください