これであなたも化粧品解析できる・・・かな?

こんな感じで調べてます

「え?成分?そんなの見たことないよ?見てもわからないし」

まあ、そんなことを言われたわけですが、なかなか衝撃的でした。

 

じゃあ、何を基準に商品選んでるんだ!??

 

正直、うちのお客様って非常に詳しい方ばかりですから、

(でないと、うちにたどり着くことはないでしょう)

それが当たり前だと思っていましたが、世間ではそうではないみたいです。

 

 

まあ、確かに小さい字でカタカナの羅列は意味不明に見えるのは仕方ないことで、

いちいち調べるのは結構手間ではあります。

 

どうすれば表示を読めるようになるかって?

 

まあ、数熟せばいいだけですかねー

英単語覚える感覚です。

知らない単語の意味を調べて、覚えるっての繰り返し。

よく出てくるのは自然に覚えるし、

詳しく調べれば、記憶にも残りやすいでしょ?

 

成分を分類すると、

基剤・・・水性、油性、界面活性剤

機能成分・・・ヒアルロン酸、セラミド、●●エキスなど

安定化成分・・・増粘剤、防腐剤、乳化安定剤、酸化防止剤など

その他・・・香料、着色料

 

個人的には機能性成分に興味が集中しているので、

この部分に知識が偏ってはいます。

 

基剤をみれば、その使用感とかがなんとなくではありますが、

想像はできます。まあ、あくまで想像ですが。

界面活性剤は加工先の癖とか、開発者のこだわりとかがでるので、

ちょっと面白いです。

 

安定化成分とかその他の成分は、

まあ、あまり入っていないほうが嬉しいかなー

という感じですかね。

 

 

で、わからん成分は片っ端から調べていきます。

オススメは化粧品原料データベース

「成分名 化粧品原料」でググればたいてい出てきます。

 

その原料がどこの原料メーカーかってのも追えるので重宝しています。

複数ある場合は、共通原料を探して絞り込みます。

 

また、ある程度成分についてまとめてあるのが、わかさの秘密

経口投与のデータが多いですが、引用論文も載ってて、

データを見つけやすいです。

 

 

気になれば、再度、原料の商品名で検索をかけます。

まずはメーカーのHPをチェック。

エビデンスなどがあればよし、なければ探すことになります。

論文出してたり、販促資料が落ちてたりしますので、

それらを漁るわけです。

 

この原料いい!

と思ったら、原料メーカーに問い合わせ。

んで、詳しい資料と原料規格書、サンプルを請求します。

 

で、実際に試してみたり、試してもらったりするわけであります。

原料メーカーのデータ通りの結果がでるかどうかは、

実際に試してみないとわからないんですよ。

(たいてい都合のいいデータになってますから)

 

 

見積もりもとっておけば、原価もわかるようになります。

原価がわかれば、配合量の推測もしやすくなります。

(この辺の金銭感覚は加工先にでも勤めないと難しいかもしれません)

 

あとは、独自の技術云々って場合は、

特許なんかを取得している、もしくは出願しているので、

そのデータを読むことになるかな?

 

 

ああ、やっぱ面倒だな(笑)

 

 

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