ウコンに薬効なしと判明

飲み会のシーズンには重宝されていますが・・・

肝臓にいいとかなんとかで、お酒を飲む前に飲んでおけば、

二日酔いしにくいと世間では言われているウコン。

その効果はプラシーボ効果程度しかないとの研究結果が報告されています。

 

A large scientific review study shows that curcumin in turmeric has no medicinal properties ?

 

ウコンの黄色の成分であるクルクミン。

クルクミンに様々な薬効があるとされ、サプリメントにもなっています。

 

しかしながら、ミネソタ大学の研究チームによる論文では、

クルクミンに含まれる物質について「不安定かつ科学的に反応性が高く、

体内に吸収できない化合物であるため、(薬剤の開発に役立つ)可能性は極めて少ない

とする結論を導き出しています。

 

おかしいな・・・

原料メーカーでは色々とデータでてるんですけどね。

 

おそらく、クルクミンそのものは非常に吸収性が悪いのは事実で、

吸収性を高めるために、さまざまな技術を駆使しているんですわ。

 

 

薬剤の検証が行われる際には、多くの場合で特定のタンパク質に作用する

能力についての検証が行われるそうです。

 

そして、クルクミンの化学組成には、実際にはタンパク質に作用していないにもかかわらず、

あたかも効果があったかのような結果「False Hits (偽の結果)」をもたらす効果があること

が明らかになったと。

 

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つまり、結果だけをみると効果があるように見えるが、

クルクミンが何かに作用しているわけではないということなんだそうです。

 

何言ってるのかよくわからんですよね。

 

何かしら効果が出る場合、それは何かしらの化学反応があるはずですが、

特に反応を示さないにもかかわらず、効果という結果だけでる・・・ってこと?

 

 

うーん、効果があるならいいんじゃね?

と思わなくもない。

 

個人的な経験ではありますので、効果を保証するものではないですが(笑)、

過去にウコンの顆粒状の商品を作って、飲む前に飲む的な

某商品のパクリ企画をしたことがあり、それはそこそこ効果を実感できたんですよね。

 

展示会とかの夜は飲まされるわけですよ。

サラリーマンはつらいわけです。

 

あまりお酒は強くない、というか弱いほうですが、

これを飲んでおくと、頭痛とか気持ち悪くなるとかなくて、

おいしく飲めたんですよ。

 

商品自体もかなり好評でした。

 

まあ、プラセボだといわれれば、そうなのかもって思えなくもないですが、

効果があればいいんでない?と思わなくもないです。

 

 

おそらく、ウコンから薬効成分を見つけ、

医薬品開発までもっていくのは不可能である・・・

そんな意味合いなんでないかな?

 

医薬品にならなきゃ、金にならんですからね。

これ以上の研究は研究費の浪費だ・・・ということが言いたかったんじゃないかと

勝手ながら想像しています。

 

 

クルクミンの原料で有名なとこは、セティかなー

これに社運をかけて取り組んでいますからね。

 

BCM-95® という特殊な抽出方法によって作られた

このクルクミンは従来の7倍もの吸収力を誇るとか。

 

もっとも、ほとんど吸収されない、限りなくゼロに近いものの

7倍なので、たかが知れているといえなくもないんですが・・・

吸収されることは確かです。

 

ガンへの効果が期待されており、がん研究所のようなところでも

データを取っていたという話を聞いた覚えがあります。

(まあ、ずいぶん前の話なのでうるおぼえですが)

 

 

余談ではありますが、クルクミンってビックリするくらい

鮮やかな黄色で、「え?絵の具?」と思ってしまうようなものです。

色がつくと洗浄が非常に大変なものでもあります。

 

 

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