ヒト用よりもやさしい・・・?!
今やペット産業は巨大な市場を築いています。
ペット用のサプリメントなんてのもあって、そんなもの犬猫が食べるのか?
と疑問に思うわけですが、まあ売れているそうな。
ただ、OEMメーカーはあんまり作りたがらない傾向になるかなー
化粧品と違って、どこが作っているかはわからないんですが、
なんか嫌がるんですよね・・・
おそらく、何が起こるかわからんってのがあるんでしょうね。
ヒトは食べてもいいけど、ペットに与えると変な作用がでるとか、
下手したら死ぬってこともあり得るわけです。
そのため、ペット用のサプリメントを作れるところというか、
作ってくれるとこは非常に限られています。
私の知る限りでは、1社もないです。
いったいどこで作っているのやら。
そんでもって、ふっと思ったんですよね。
もしかして、サプリがあるならぺット用の化粧品もあるのか?と。
まあ、あるにはあるみたいです。
肉球の保湿剤とか、毛並みが良くなるスプレーとか。
あとはシャンプーとトリートメント。
食べ物と同じで、シャンプーも犬猫にはダメな成分があるとかないとかで、
ペット専用のシャンプーというものがあるそうな。
低刺激で人よりも弱い犬猫の肌でも大丈夫なものなんだそうな・・・
(そう言って売られていました)
じゃあ、犬猫様のほうが上等なシャンプー使ってるってこと?!
それヒト用にすればいいじゃん?もし本当ならね。
で、気になって調べてみたら、
ペット用シャンプーは化粧品での扱いではないんですよ。
雑貨扱いになるので、表示義務がないです。
つまり、何が入っているかわからないわけです。
恐ろしいことに、何が入っているかわからないのに、
低刺激で安全性が高くて安心と謳っているわけです。
そして、その言葉をそのまま鵜呑みにしてしまう人の心理には
色々考えさせられますな。。。
根拠はなくとも「安全」「安心」を謳えば、
多くの人はそれを信じてしまうということですからね。
で、このペット用シャンプーですが、表示義務がだけでなく、
何を使っても問題はないわけです。
たとえ、粗悪品であっても、それを判断する材料は皆無、
それを調べる手段も同様。
極論ではありますが、100均で売ってるシャンプーを
別容器に詰め替えて、犬用シャンプーとかいって、
1000円、2000円で売ることもできます。
化粧品ではないなら、製造許可もいらないことになりますから。
それを行っても法的には問題ないわけです。
(ヒトとしてどうかとは思いますが)
まあ、あくまで可能って話。
どこで作られているかわからないような怪しげなものは
避けたほうが無難ではあります。
ましてや、ヒトに使うなんてとんでもないわけです。
そもそも、ヒトの肌と犬猫の肌の相違ってのは確かにあるとは思いますが、
残念ながらその差異を製造側が知っているかというと、かなり怪しいです。
動物への禁忌な成分は、ヒトで使えるようには普通はならないです。
原料のほとんどは、最終的に人が使う目的で作られていますから、
特定の動物への禁忌なんていちいち調べていません。
ぶっちゃけると、根拠は一切ないんです。
まさにイメージだけ。
ヒト用のほうがマシなんじゃね?
と思った次第であります。
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