森永製菓のオリジナル原料が購入できるようになりました
森永製菓が開発した原料パセノール™はパッションフルーツ種子エキスになります。
一丸ファルコスのキュアパッションはパッションフルーツの実のエキスです。
有効成分はピセアタンノールという成分で、
レスベラトロールの構造に非常似ていることから、
サーチェイン遺伝子を活性化するそうな。
いわゆる長寿遺伝子ってやつです。
理由はよくわかりませんが、経口投与による血中濃度は
レスベラトロールの2倍になります。
まあ、吸収性が2倍ってことですね。
経口投与でデータを取っているってことは、化粧品原料と共に、
食品原料もあるわけです。
今までは原料出ししていなかったわけですが、
展示会で原料の紹介をしていました。
森永製菓といえば菓子メーカーの最大手の1つ。
派手に展示しているかと思っていたのですが、
1コマの装飾一切なしの基本パッケージのブースでひっそりとやってました。
(最初、わかんなかったくらいです)
うーん、予算の割り振りが別なのか?
どうせならアロエステロールのほうがよかったんですが、
まあ、あんまり動きがよろしくないこちらの原料を原料売りする
流れになるのは必然か。
食品原料はピセアタンノール0.4%以上の液体原料と3.5%以上の粉末原料、
化粧品原料は0.01%以上の液体原料の3種類。
化粧品原料に関しては、100gから販売してくれるそうな。
ということは、かなり高いってことですわ。
まあ、ざっくりした価格しか聞いてませんが、フラーレンと同じくらいかな。
正直、無理っす。
この原料を使うメリットが1つも思いつかない(汗)
レスベラトロールとの比較がメインになるのですが、
そもそもレスベラトロールが化粧品原料として優れているかといわれると、
残念ながらYESとは言い難い。
それでも使いたいってのであれば、もうレスベラトロールでよくね?
値段もそこまで高くないですし。
in vitroの試験ではSIRT1の産生量はどちらも同じ。
つまり、塗布での効果は変わらないわけです。
経口投与では吸収率が2倍かもしれませんが、
原料価格は20分の1くらいになると思うので、
2倍入れても圧倒的なコスパの差がでるわけです。
ちなみに、すでにパセノールを使った化粧品は発売されていますが、
濃度は企業秘密により非公開。
おまけに推奨濃度も非公開。
これを売れといわれている部署は、かなりの無理難題を突き付けられている
といっても過言ではないかと。大変だな・・・
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