あぶらとり紙って使います?

素朴な疑問です

美濃和紙ってのは岐阜美濃の名産になるんですが、

まあ、知らないですよね、ほとんどの人は。

 

MOLZA美の紙工房という会社が化粧品開発展に出展しており、

同じ岐阜ってことで、名刺交換させていただきました。

 

和紙メーカーの老舗で、昔は岐阜市内に工場があったのですが、

住宅街化に伴い、諸問題がでてきて、いまでは関市に工場を移しています。

 

衰退傾向にある障子業界で、東海地域でもトップクラスの業績を

維持しています。

 

 

とはいえ、このままではジリ貧であるとの危機感から、

化粧品業界への進出を模索しているそうな。

 

手始めに、紙を使った美容グッズである油とり紙。

 

ただ、原料供給元であるため、自社で従来の商品を作ってしまうと、

卸先からの非難にさらされるわけで、新しい形の油とり紙を

考案、商品化しました。

 

それが写真の商品。

この中に油とり紙がロール状に入っており、

使う分だけ取り出して、サランラップのように切ることができます。

 

 

場所も取らないですし、くしゃくしゃにならないので、

最後まで使えるというメリットがあります。

 

まあ、ユニークな商品です。

 

 

しかしながら、うちの客層でニーズがあるのかっていう

根本的な問題がありまして・・・

 

ノべリティとして使用しようと検討しているのですが、

乾燥肌の割合が圧倒的に多いわけで、余分な皮脂なんてないわー

という声がありまして。

 

 

個人的な偏見で、女性は皆、油とり紙を鞄のなかに潜ませている

と思っていたのですが、そういうわけでもないらしい。

 

10代、20代ならニーズは高いとのことですが、

正直、この辺はマーケティング的に考慮してませんので、

非常に少数派ってことになります。

 

 

まあ、夏であれば、すこしはニーズがあるかもしれませんが・・・

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    大和猫 (木曜日, 09 3月 2017 10:46)

    オイリーでも使うとますます油の分泌増えるとも聞きますし、私は使ってませんね。気になる部分をティッシュで押さえる程度にしてます。

  • #2

    森崎 (金曜日, 10 3月 2017 10:22)

    やっぱり、あまりニーズはないのかもしれませんね・・・