どれも同じかな・・・
EGF(ヒトオリゴペプチド-1)は知る人ぞ知る、美容成分。
成長因子の1つで、なんか凄そうに思える原料なので、
一時、こぞって色々なメーカーが採用していました。
一時、EGFが医薬品になるとかならないとかで、
揉めた時期があり、その頃からは下火になってます。
さて、「個人的にオススメのEGF美容液ってありますか?」
とのご質問をいだたきまして・・・
EGF美容液の選び方
①日本EGF協会推奨量を入れている
日本EGF協会の基準の濃度が0.00001%となります。
0.00001%以上含まれていれば、認定してもらえます。
超薄!!と思うかもしれませんが、
これが効果が最大になる濃度になります。
注意しなければならない点ですが、EGFはこれ以上の濃度は不要です。
残念ながら、これ以上の濃度を入れると効果が下がります。
これをオーバードーズといい、濃度になればなるほどその効果が減っていく現象です。
規定の10倍、20倍配合しています!!
と誇らしげに語っているものもあるやもしれませんが、
残念ながら、コストだけ無駄にかかったうえに、効果が落ちているという
なんとも悲劇的な状況になっています。
まあ、薄めて使えば経済的になるので、ムダってわけではないですけどね。
量が10倍になると考えれば、コスパは素晴らしいものになるに違いありません(笑)
②その他の成長因子が入っているか
成長因子は相乗効果があります。
プラセンタエキスとか、幹細胞エキスとか、発酵液とかは、
非常に微量ではありますが、バランスよく含まれているため、
効果を発揮するわけです。
もっとも、成長因子作用のあるペプチドをバラバラで揃えるとなると、
それなりのお値段はすることになると思います。
このへんのプレミックスがあると使いやすいんですけどねー
まあ、コスパを考慮すれば、幹細胞とか発酵液を使ったほうがいいかな?
プラセンタの原液とかもよいかも。
だた、個人的にはEGFの時代は終わっていて、
これからの時代はポリアミンだと思っています。
東洋紡のファイトポリアミン、(表示名:ダイズ芽エキス)のデータです。
コラーゲン産生促進能を調べたデータになります。
これEGFがしょぼいんじゃないんですよ?
2倍になっているわけで、かなり高い効果だといえます。
ポリアミンが凄すぎなだけです。
なんとEGFの4倍、コラーゲン産生を促進する力があるわけです。
しかも、オリゴペプチドであるEGFは比較的小さいとはいえ、
角質層を超えることはできないくらいには大きいです。
一方、ポリアミンは非常に分子量が小さく、
浸透性が高いので、実際の皮膚への効果はもっと差がでると思われます。
残念ながら、なかなか採用しているところがないんですよねー
若干価格が高いですが、1kgから買えるし、非常に丁寧な対応をしてくれるしで、
もう少し使われてもいいんですけどね・・・
まあ、うちも使いたいと常々思ってはいるのですが、
なかなか踏み切れないでいます(汗)
余談ではありますが、高ポリアミン食を食べることで、
血中のポリアミンを高めると老化を著しく抑制するとか。
高ポリアミン食の代表とえば、納豆です!
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加藤 (日曜日, 12 3月 2017 21:37)
以前、おまけでいただいたポリアミンの使い方をもう一度教えてください。
名無し (水曜日, 20 3月 2019 16:03)
https://koenji.clinic/menu/medical-cosmetics/medical-cosmetics_list/egwhite
bFGFとEGFの相乗効果で更にコラーゲン産生物質の量が増加するそうですが
こちらよりもファイトポリアミンの方が優れものだったりするのでしょうか?