とうとう来たか・・・
なんか甘酒がブームらしい。
スーパーとかにも甘酒がかなり陳列されておい、種類も豊富。
生産は追いつかないだとか、売り上げが昨年比の何倍だとか、
製造ラインを増やしただとか・・・
甘酒の製造メーカーからは景気の良い話が報じられています。
個人的には甘酒推しをしていたので、とうとう来たかー
という感じです。
まあ、ジワリジワリ来たものですから、
ブームが去って、忘れられるってことはないとは思いますので、
酵素みたに堅実な地位を確立するんでないかな?
飲む点滴と呼ばれている甘酒。
その栄養価は非常に高く、400種類もの栄養成分が含まれているそうな。
その中にはセラミドだって含まれているんですよ。
コメ由来の成分、麹由来の成分、
どちらも非常に有益なものです。
疲労回復効果が言われていましたが、
近年では美容効果にも注目が集まっています。
最近では目の下のクマが改善されるとかいうデータが発表されています。
ただ、もちろん市販の甘酒でも、栄養価面では申し分ないのですが、
甘酒の最大の特徴は「生きた酵素」を含んでいることです。
ヨーグルトの何が良いかって、乳酸菌が生きていることです。
同じように甘酒の麹が生きているか否かで、全然違ってきます。
できれば、出来立てのものが最高なんです。
今は麹で作った甘酒ってのがもてはやされていますが、
麹が生きた甘酒ってのを作れば、市場に割って入ることは可能だと思われます。
すげー売れると思いますよ。
まあ、そんな資金も伝手もないので、うちではできませんが。
方法としては
①冷凍
甘酒を冷凍して売るって方法。
基本的に冷凍では菌は死にません。
常温解凍すれば、酵素も100%ではないですが、ある程度は残ると思います。
60℃近くにすれば、再活性化もします。
②フリーズドライ
甘酒を凍結乾燥します。
現状は、殺菌後にフリーズドライするのですが、
あえてその工程を飛ばします。
菌は死ぬかもですが、酵素は残ります。
③瓶詰にする
甘酒の多くは清涼飲料水。
清涼飲料水は滅菌処理が義務づけられています。
そこで、あえて清涼飲料水ではなく、
米発酵物として売るという方法。
酵素などの販売で、非加熱商品にして売るためのグレーな方法です。
まあ、自作するのが一番ですけどね。
最近は甘酒メーカーなるものがあるので、
失敗せずに作れますから・・・
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水野 (月曜日, 03 4月 2017 18:50)
いつも楽しく拝見しております(^_^)
ナチュセラさんのブログから甘酒にハマった一人です。色々創意工夫し甘酒メーカーで作るようになりましたが、温度管理が大変です。ちまたでは40度を越えると麹菌が死滅してしまうと言われていて、なるべく低温で作ろうとすると今度は酸味が強くなります。
大変難しいので、お話されているようにいつかナチュセラ様で良い具合の甘酒を扱って欲しいです(笑)
森崎 (火曜日, 04 4月 2017 18:17)
コメントありがとうございます。
甘酒の発酵は麹菌が作り出した酵素によって行うので、
その酵素の活性が50~60℃が最適とされます。
40℃くらいだと、酵素の活性が弱いので不完全な分解により酸味が増すのだと思われます。
40℃を超えても麹菌は胞子の状態で存在していますので、
完成後に40℃くらいに冷ませば再活性化させられます。
まあ、温かいときに飲んだほうがうまいのですが、
これからの時期は冷やして飲む機会も増えると思いますので、
試してみてください。