コエンザイムQ10に加齢臭の原因物質を抑える効果が
コエンザイムQ10って一時バカみたいに売れましたが、
なんでみんな買ったんだろ?
元々医薬品成分がサプリに降りてきたってのが始まりだったんですが、
医薬品成分だから効くだろうってことで、何に効くかってのは
よくわかってなかったんじゃないかと思うんですよねー
ちなみに心疾患の薬でした。
また、心臓を強くするってことで、水泳選手が摂取していたとかなんとかって話もあります。
コエンザイムQ10ってのはビタミン類似物で、かつてはビタミンQなんて
呼ばれていました。
主な仕事は、ミトコンドリアがエネルギーを作る時に使われるもので、
年齢と共に減少し、それに伴いエネルギー産生能が低下するといわれます。
ですから、コエンザイムQ10を取れば、エネルギー産生効率があがり、
疲れにくくなるって話。
代謝が上がるので「痩せる」なんていって販売していたところもあるかな。
まあ、痩せないけどね。
ぶっちゃけ、ほとんど体感することない原料です。
まあ、効いているのかどうかよくわからんってわけです。
そんなコエンザイムQ10ですが、なんと加齢臭を抑える効果があることが
資生堂の研究で明らかになったそうな。
これまた、唐突な感じはしますが、資生堂が体臭対策に関心を持っていた
ってのは驚きです。
65~74歳の女性を6人ずつ、コエンザイムQ10を毎日100mg摂取してもらうグループと、
摂取しないグループに分け、4週間過ごしてもらった結果を比較するという実験。
摂取したグループでは、肌から放出されるノネナールの濃度が摂取前と比べて2~3割減少したそうな。
ノネナールというのが加齢臭の原因となる成分の1つ。
40歳前後を境にこの皮脂の中に若者には殆ど存在しない物質・・・
それが、不飽和脂肪酸の一種"9-ヘキサデセン酸"。
そして時を同じくして増え始めるのが過酸化脂質。
この2つが結びつき、酸化・分解されて出来る物質が不飽和アルデヒドが「ノネナール」です。
酸化型でも還元型でも効果は変わらなかったようです。
正直、どう違うのかってのはイマイチよくわからんのですが、
還元型のほうが抗酸化力が高いそうです。
お値段は倍くらいになるかなー
3割減ってことは、臭いも3割減?!
どの程度違うんでしょうね・・・
消臭サプリの市場は、シャンピニオンの一件で下火になってしまいましたが、
これを機に活性化する・・・といいですね。
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