豊富なアミノ酸でダメージヘアをケア
三省製薬の原料でヘアケア商品で引き合いが多いそうです。
確かに、ちょくちょく見かける原料です。
イカスミなので、黒い原料かと思ってましたが、
残念ながら黄色みのかかった透明な液体です。
黒いほうがインパクトがあるんですけどね。
イカスミパスタみたいな?
表示名は加水分解イカスミエキスになります。
イカスミの黒色にしている成分は何かというと、
実はメラニンなんだそうな。
ユーメラニンと呼ばれているもので、これの含有量が濃いほど黒くなり、
日本人の髪の色が黒いのは、このユーメラニンの含有量が高いためなんだそうな。
まあ、顔に塗るのは嫌だと思われるかもしれませんが、
これはヘアケア原料。
あえて、このメラニンを抜く必要はなかったような。。。
むしろ入れておいてほしかったかなー
酵素処理によって分解されちゃうのかね?
主成分はアミノ酸になります。
18種類のアミノ酸からなり、髪を構成するアミノ酸を網羅しています。
アミノ酸はダメージ髪を修復する作用があり、
似たような原料だと、加水分解コラーゲン、加水分解シルクなどがあり、
同様の効果があります。
よくアミノ酸が羅列してあるシャンプーとか見かけると思いますが、
イチイチバラバラに入れる必要はなく、この原料1つで、すべてのアミノ酸が
配合できるという利点があります。
まあ、アミノ酸のプレミックスがあるので、決定的なメリットとは
言い難いのかもですが。
洗髪、染毛、ドライヤー、紫外線などなど、髪はダメージを受けるわけです。
健康な毛を100とし、ダメージ毛を0とした場合、
ダメージ毛を3%のイカスミエキスに1分間つけて乾かすと、
112まで回復するというデータがあります。
まあ、通常の毛よりもいい状態になるというわけです。
ひらいたキューティクルを整え、髪の毛内部の空洞を埋めることで、
このような効果があると思われます。
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