胡麻を発酵させると良さそうじゃね?
胡麻は健康食品として非常に優秀な食べ物です。
積極的に取ることを推奨されているくらい。
ゴマリグナンは肝臓にいいし、セサミンとかも含まれているし、
胡麻の脂質はホルモンの材料として使われるし、
食物繊維もミネラルも豊富。
まあ、比較的摂取しやすいので、サプリメントって形には不向きなのかもですが、
胡麻を発酵させれば、そういう方向性もありなのでは・・・と思ったわけです。
発酵ニンニクとかみたいにね。
ただ、胡麻って発酵が難しいらしいんです。
胡麻に限らず、種は植物にとっては、最も大事なものになります。
そのため、菌にやられないように色々と抗菌物質を含んでいます。
これが発酵を阻害するんだそうな。
それに加え、胡麻は皮脂が多くて、糖質が少ないので、
菌の栄養が乏しく、発酵しづらいそうな。
肌に雑菌が繁殖しづらいのは皮脂が多いからってのと同じことのようです。
まあ、それでも胡麻を発酵させたものがないわけではないのでご紹介。
水溶性発酵胡麻エキス
まず、胡麻をフレーク状にして、酵母で発酵。
繊維質を除去し、離精製法によりセレンその他の必須ミネラル成分を高濃縮。
さらに酵素処理によってゴマ蛋白・炭水化物を低分子化することにより水溶性と
非常に手の込んだ原料。
ゴマ由来の微量必須ミネラル 有機セレン(セレニウム)を高濃度に含む
画期的純植物由来生理活性素材(フィトケミカルズ)粉末なんだそうな。
胡麻は100%国産を使用。
国産の胡麻って市場に流通している胡麻の数%程度ですからね・・・
こだわってますな。
効果としては、高い抗酸化作用があるそうな。
また、精力増強作用もあるんだとか・・・
山口化研株式会社の原料になります。
発酵黒ゴマエキスパウダー
乳酸菌の発酵後、加熱処理をした原料。
加熱することで殺菌のほか、セサモリン(抗酸化前駆体)が減少し、
セサモールを増加するそうな。
また、発酵することでセサミンの吸収性が増すんだとか。
こちらも高い抗酸化作用がある原料のようです。
どこの原料かはよくわからんです。
DHCも使ってますね。
株式会社応微研が特許をもっているけど・・・
まだあるのかな?
ゴマ酢
独自の圧搾法で油をしぼったごまの残渣を180日間発酵・熟成させて製造するそうです。
酢ってことなので酢酸菌による発酵になるのかな?
アミノ酸量が黒酢よりも多いんだそうな。
日本薬品株式会社の原料になります。
サプリメントがチラホラ売られていますね。
ゴマもろみ酢も製造工程で出てくるみたいですが。
こちらのほうが興味がありますが、原料としては販売してないみたい。
まあ、共通して言われているのは抗酸化力が上がるみたいです。
通常、胡麻はすりつぶすと、脂質があっという間に酸化してしまいますが、
その心配もなくなります。
あとは、ミネラル分が濃縮されているようです。
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