展示会に行ってきました⑤

オリザ油化編

今回はあんまり気合入れてない感じだったかなー

箱にポスター張っただけでしたので。

まあ、展示会の出展数が多いですからね・・・

なんせ、健康食品の原料も強いので、そっち側にもでなきゃですからね。

 

今回はジュンサイ葉エキス推しでした。

元々ジュンサイエキスってのがあったのですが、

これはジュンサイに含まれる独特なポリフェノールを抽出したもので、

脂肪蓄積を抑制するダイエット素材でした。

 

が、今回はジュンサイの特徴ともいえる「ぬめり」に着目して、

ぬめり成分を抽出した原料になります。

ハーベステック社と秋田県総合食品研究センターとの共同研究になります。

 

ジュンサイとは、 スイレン科ジュンサイ属の多年生水生植物で

澄んだ淡水の池沼に自生する植物です。

 

水面を覆うように生えていきます。

表面を多糖類豊富なヌメ成分で覆われています。

 

このジュンサイは食用として、秋田県三種町にて 9割近くを生産しています。

 

まあ、秋田美人の秘密はジュンサイにあり?!

なんて感じで売り出していくわけですね。

 

 

とにかくデリケートな植物で、きれいな水でしか繁殖せず、

汚染物などの心配は皆無です。

 

 

ジュンサイ多糖類(ネバネバ成分)は、D-ガラクトース、D-グルクロン酸、L-フコース、

D-マンノールなどで構築されています。

酸性になります。

 

用途としては、ヘアケアアイテムに入れるって感じみたい。

髪のコシやハリが出たりするそうな。

正直、データを見る限りでは、劇的って感じではなく、

まあ、確かにいいのかもねーという印象です。

もちろん、使ったわけではないので、なんとも言えないんですが。

 

うーん、フコイダンエキスでいいかな。。。

と思わなくもないかな。

 

 

他に気になった原料はパシフローラってやつで、

肌の概日リズムを正常にするってやつ。

表示名は水、プロパンジオール、チャドトケイソウエキス

パッションフラワーのエキスになります。

 

推奨量は1.67~5%とちょっと多め。

 

時計遺伝子と呼ばれるもので、朝から昼に活性化する

Per2、Cry1の発現が促進されます。

うーん、夜も増えてね?

寝たら変化する・・・のかな?

 

まあ、フィラグリンやSOD1(活性酸素を除去する酵素)などの

発現が活性化されるので、悪いものではないのですが、

時計遺伝子はあんまり関係ないかも・・・

 

トケイソウってことで、無理やり結び付けたのか・・・・?

まあ、そんなわけないか。

 

 

個人的にはマキベリーエキス最高!って感じなので、

あれをもっとアピールしたらいいんでないかな?

と思わなくもないです。

 

 

<<<前        次>>>