ワイルドジンセン幹細胞培養液

高麗人参の幹細胞エキス

幹細胞エキスってのは、もはや1つの確立されたジャンルなわけです。

今や、ヒト幹細胞まで出てきているくらいですからね。

 

植物は元々カルス化といって、幹細胞を作るのは簡単・・・

とまではいいませんが、難しいってこともないわけで。

そのため、様々な幹細胞がでてきています。

 

で、どの植物でやるかってのが差別化につながってくるわけです。

高麗人参の幹細胞ってなんか凄そうでない?

 

 

で、このワイルドジンセン幹細胞培養液は、

高麗人参の野生種、山人参を使っています。

変な話ではありますが、栽培されているものよりも薬効が高く、

100年を超えて存在するものもあるそうな。

 

普通、栽培するものは、品種改良を繰り返し、

野生種よりも人にとって都合の良いものに改良されるわけですが、

高麗人参に関しては、そうではないのかな?

 

6年ものが一番いい状態だというのに、100年もののほうが

優れているといわれると、違和感はあるかな?

 

まあ、薬効はともかく、野生種は希少性は非常に高く、

非常に高値で取引されるものなんだそうです。

この幹細胞は、100年近く自生していた高麗人参を幹細胞化、

その培養液を抽出したものです。

表示名はオタネニンジン成長点細胞培養順化培養液

他に、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、トロポロンが含まれます。

 

トロポロンは防腐剤です。

またマニアックな・・・

フェノキシエタノールならよかったんですが。

 

 

動物だろうと植物だろうと、根源的な部分は共通しており、

細胞再生に関しては、少なからず影響を与えるってのは間違いなく、

幹細胞の作用ってのは、どれもほとんど同じ。

強い、弱いはあるにしてもね。

 

ただ、このワイルドジンセン幹細胞は、

自然にリポソームを作るんだそうな。

培養液中に、特に処理することなく、

勝手に細胞脂質膜を形成するんだとか。

 

リンゴ幹細胞エキスは、レシチン等を加えて、

リポソーム化をしているのですが、

その必要性がない。

 

肌への親和性、浸透性は非常に高いというわけ。

 

液体は透明で、高麗人参独特のにおいもないです。

高麗人参の有効成分であるサポニンは含まれていないので、

高麗人参とは全く別物と考えたほうがいいです。

 

 

まあ、まだ新しい原料で、実績もないですし、

臨床データもないので何とも言えないですが、

注目の素材ではあります。

 

 

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