高い、安いは比較の問題だけどね
セラミドは一般的には高いといわれます。
多分、言い出したのは吉木先生だと思います。
ちゃんとセラミド入っているのはそれなりの値段するから、
安すぎるのは買っちゃダメだよー的な内容でしたね。
ナチュセラクリームの製造で、セラミドを購入したんですが、
いやー、高いよなー、セラミド・・・
と改めて思ったわけなのであります。
セラミドだけで製造原価を遥かに超えてる(汗)
まあ、ヒトによってはセラミド安い、という感覚を持つ人もいるみたいですが・・・
我々とは違う金銭感覚の持ち主なんでしょうなー
さてさて、セラミドがいくらかって具体的な数字を出してしまうと
各方面から問題が生じそうなので、比較してみていきましょう。
セラミドの種類によって価格が違いますが、
セラミド1 > 天然ヒト型セラミド > セラミド6Ⅱ > セラミド3 > セラミド2
セラミド100%の粉末の比較ね。
もはやネタなのでセラミド1の価格はいってもいいか。
1kgあたり約1億円くらいです。
まあ、1kgも買わないでしょうが、1gあたり10万円ですね。
これは極端な例ではありますがね。
セラミド1はアシルセラミドと呼ばれる超長鎖脂肪酸を持つセラミド。
製造が超難しいんだそうな。
セラミドの世界的シェアを占めるようなところでも
たまに失敗するんだそうな。
今回もちょっとヤバかったらしいです。
ただ、セラミド1の配合量はそこまで多くはないわけです。
例えば50gに対して0.001%という配合量であれば、
セラミド1の原料原価は50×0.00001×100,000=@50円
これだけ見ると高くはないと言えるかも。
販社からすれば、相当なコストですけどね。
セラミド6Ⅱはフラーレンよりも少々高い感じです。
g単位で比較するとね。
ただ、フラーレンは1%以上の濃度で使うことを推奨しています。
これはセラミド6Ⅱの推奨濃度の5~50倍です。
1製品あたりのコストを考えると、フラーレンのほうが5~50倍高いって話になります。
そう考えると、セラミドは安いといえるかもね。
あと、プレミックス品はセラミド3より安いです。
原料1kgあたりにするとね。
ただ、セラミド換算すると、天然ヒト型セラミドが安く感じる
くらいの価格になります。
まあ、セラミドとしては1%くらいですから、
同じ濃度入れようと思ったら100倍コストがかかるってわけ。
まあ、セラミドは確かに高額な原料ではありますが、
推奨濃度は高くないので、比較的使いやすい原料。。。
と言えなくもないのかもしれませんね。