アレルGプラスの使い道

抗アレルギー処方

アレルGプラスという原料があるんですが、

アレルゲンと反応することで、アレルゲンを無毒化する原料です。

ミストにして、振りかけておくと、花粉やダニの死骸などのアレルギー活性を

失活させることができます。

 

消臭剤みたいな感じで、いろんなものにプシュってしてやれば、

アレルギー反応がでないという、結構話題になりました。

 

化粧品として、INCIコードをとっているので、

化粧品の原料として使うことができるのですが、

正直、当時は使い道が思いつきませんでした。

 

これ入れて、なんか意味あるん?と。

 

ただ、これを高配合することで、

ステロイド並の抗炎症効果が期待できるんだとか。

 

 

アレルゲンを肌表面で無毒かするので、

アレルギー反応が起こらないとのことでしたが、

いやいや、それだとすでに炎症を起こしている部分には効果ないです。

 

実際には、炎症部をキレイに抑えてしまうわけで、

説明できない現象なんですよね。。。

 

 

で、ちょっとどうして炎症が治まるかを考えて見たんですが、

炎症系の伝達物質、まあ、炎症を引き起こすよう指示している物質が

多岐にわたって存在しており、連鎖的に反応を起こしています。

 

負の連鎖というやつですね。

 

これらの伝達物質は漏れなくタンパク質なんですわ。

 

そう、アレルGプラスが炎症を引き起こしている物質を

ことごとく無力化していくのではないかと。

 

炎症を起こせ―って命令がなくなるので、

炎症が治まるってわけさね。

 

まあ、あくまで推測ですが、ステロイド並ってことなので、

強ち間違ってはいないと思います。

 

アレルGプラスは毒性が一切ない、安全性が高い物質であり、

反応をした後でも安全性が確認されています。

ステロイドのような副作用もなく、もしかしたら、

アトピーなどで悩まれている方には朗報となるかもです。

 

ただ、懸念があるとすれば、

これ単体で使うのであれば、全然問題はないんですが、

他の有効成分と混ぜると、その成分の無力化が起こるのではないか?ってこと。

例えば、プラセンタエキス。EGFなどの成長因子はタンパク質ですから、

これらも無毒化ならぬ、無力化が起こってもおかしくはないというか、

起こるでしょうね。

 

 

となると、差別化が難しくなるなー

 

 

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