育菌原料になります
いやー、レスポンスが早いのは素晴らしいですよね。
ついつい一丸ファルコスに頼ってしまうのは、
このレスポンスの早さってのもあります。
展示会でサンプルをお願いして、
唯一、ちゃんと送ってくれたくらいです。
うちみたいな零細をいちいち相手してくれるところ
なんてのは極々、稀なわけです。
まあ、何が言いたいかっていうと、
一丸ファルコスの対応は素晴らしいってことですわ。
育菌ってのは、まあちょっとしたブームみたいで、
よく耳にするようになってきたと思います。
ただ、育菌を謳う原料ってのは、
in vitroで表皮ブドウ球菌の増殖が上がったってな話で、
in vivoでのデータは見たことないです。
まあ正直、ヒトによって常在菌が異なるため、
ある人には効果があっても、ある人には効果がなかった、
下手すれば悪化したとかなりかねないので、
データが取りにくいんですよ。
つまり、育菌原料をつかって、お肌がどうなるか?
ってのはよくわからんって感じなんです。
しかしながら、このラ・フローラEC-12は、
ヒト試験においてのデータを取っており、
しかも有意な結果となっています。
まずはヒト皮膚における表皮ブドウ球菌がちゃんと増殖するってデータ。
0.1%配合のクリームを洗顔後に使用し、1ヶ月後、
明らかに表皮ブドウ球菌が増えているという結果に。
ちなみに2週間あたりから増加が確認されるそうです。
常在菌の絶対数はほぼ変わらないので、
表皮ブドウ球菌が増えたってことは、
悪玉菌が減ったってことでもあります。
続いて、バリア機能を調べるために、経表皮水分損失量(TEWL)を
調べた結果、水分損失量が20%軽減されたそうな。
これって、かなりのもんなわけです。
表皮ブドウ球菌により、グリセリン産生が促進されたってのもあるとは思いますが、
表皮ブドウ球菌自体により、他の雑菌を寄せ付けないようにしているという
効果も期待できると思います。
アンケートでは肌のしっとり感が増したとの声が多数あったそうな。
粉末原料になります。
100%エンテロコッカスフェカリス菌。
まあ、これだけで何兆個分に相当するんだろーなー
水には溶けにくいかな?
ちゃんと分散しないと沈殿するわ。
化粧水よりもクリームとかが向いているっぽいです。
早速、試作してみっかなー
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