乳液の定義が曖昧になりつつあるかなー
乳液は、一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、
つまりエマルジョンを指す・・・そうな。
まあ、乳というくらいですから、乳化した液状のものってことなんだと
理解していたのですが・・・
最近の流行で、乳化した化粧水ってのがあります。
「乳液じゃねーの?」と聞いたら
「いや、乳液のような化粧水です」との答えが。
じゃあ、何が違うのか?
「オイルを使っていない」ってことだそうで。
そのため、オイルによる被膜作用がないので、
使用感がさっぱりしているとか。
それ以外に、ナノ化クリームってのがありまして、
クリームを超高速回転で、長時間撹拌し続けると、
全ての成分がナノ化して、液状になるんだとか。
見た目は明らかに乳液ですが、これもクリームだと主張するわけです。
理由は、もともとクリームだったものだから・・・
あとは、二層式のやつね。
敢えて乳化させずに、水と油で二層にして、
使う前に振って使うってやつ。
あれは何に属するんだろ?
化粧水?オイル?乳液?
乳化してないから乳液ではないのか。
とまあ、乳液ってなんぞや?
なんて思ったわけですよ。
そもそも、乳液って必要?
色々ヒアリングしたところ、
どうもクリームを使う必要のない若年層が使うもののようです。
化粧水と乳液が基本で、乳液で蓋をすると。
個人的には、化粧水いらんくね?乳液使うなら・・・
と思うわけでありますが、どうも化粧水を使うことが
前提となっているみたいで、化粧水を抜くってことは
考えられないとか。
うん、洗脳されてんなー
ぶっちゃけ、オールインワンジェル使うよりも、
乳液を使ったほうがよいような気がしないでもない。
オールインワン乳液みたいなのがあってもいいような。
探してみたら、ないことはないみたいです。
圧倒的に数が少ないですけどね。
まあ、乳液のほうがゲル化成分が含まれていないので、
モロモロがでないですし、油分も含まれていますので、
その辺のジェル使うよりかはよっぽど良いと個人的には思うんですか。
有効成分も透明化にこだわらなくてもいいので、
色々配合できますしね。
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