食べ物で日焼け対策
最近、食べる日焼け止めというような感じのサプリが流行っているようです。
すでに何人かから同じようなご質問をいただいております。
まあ、食べる日焼け止めってのは、あくまでも保険であり、
食べていればUVケアしなくてもいいというわけではないです。
日焼け止めを塗って、日傘さして、それでも浴びてしまう紫外線に対して
防御してくれる。。。というもの。
厳密には紫外線のダメージを軽減し、
防衛反応で作られるメラニンの量を抑えるというわけです。
そのため、抗酸化作用のあるものは、だいたいそのような効果があります。
紫外線によって体内で発生した活性酸素を無毒化することにより、
ダメージを軽減してくれます。
オススメはリコピン。
トマトの赤い色素になります。
朝、トマトジュースを飲むだけで紫外線のダメージを30%抑えることが
できるとの研究発表がありました。
最近では皮膚がんの予防効果もあるなんて言われているので、
まあ、効果があることは間違いないと思われます。
リコピンのサプリをとるのもいいですが、
トマトジュース1本分で十分に摂取できるので、
取りやすいほうで続ければいいんでないかな~
と思います。
続いてビタミンD。
紫外線を浴びることで作られる成分です。
こちらは紫外線を浴びてしまった後のケアによいそうです。
紫外線の抵抗性の個人差は、おそらくビタミンDの産生量に
よるものではないかと思われます。
沢山合成できる人は、そうでない人に比べ、
紫外線のダメージが少ないそうです。
紫外線によって引き起こされる一連の炎症反応を
抑制する効果があります。
ぶっちゃけ、紫外線のダメージよりも、紫外線によって引き起こされる
炎症反応のほうがダメージが大きいんです。
天日干しの干しシイタケを夕食に食べるようにするといいそうです。
もちろんサプリで摂取するのも1つの方法です。
最後にセラミド。
食べるセラミド、つまりグルコシルセラミドにも
紫外線のダメージを抑える効果が確認されています。
こちらは角質層のバリア機能を担うセラミドを増やすことで、
物理的に紫外線を防ぐというもの。
セラミドが豊富であれば、日焼け止めをかいくぐってきた紫外線程度なら、
反射できるってわけです。
この3つを同時にやっておけば、紫外線対策は完璧・・・かも。
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