ナチュセラ静(仮)
プレってのは前って意味です。
プレ化粧水は化粧水を使う前に使うってことで、
導入美容液とかブースト美容液とながそれにあたります。
プレ化粧品とは、化粧品を使う前に使うという
新しい概念の提案です。
プレ化粧水と何が違うのかというと、
化粧品を使う土台を作るためのアイテムってこと。
ですので、ラインに組み込むんではなくて、
化粧品を使う前に、単体で使うことを想定しています。
「合う化粧品がなかなか見つからない」
多くの人が経験することだと思います。
ぶっちゃけ、化粧品を変えようと思うきっかけは
肌の状態がよろしくないからってところではないでしょうか?
多くの場合、肌の状態が悪いだけで、化粧品が悪いわけではないんです。
肌が炎症を起こしている状態では、
何をしても有効打にはなりません。
家に喩えると、火事になっている状態です。
それがボヤなのか大炎上しているかの差はありますが、
家が燃えていたら、まず何をしなければならないでしょうか?
そうです。まず火を消す。
当然です。
化粧品が合わず、あれこれ試すって行為は、
家が燃えてるのに、火を放置して、壁を直そうとしているに等しいわけです。
当然、壁は修復されることはなく、
燃えやすいものを持ち込めば、さらにひどくなります。
つまり、プレ化粧品とは、
まず、火を消そうぜ?って提案なわけです。
合う化粧品を闇雲に探すのではなく、
何使っても大丈夫な肌にしようということ。
①炎症を抑える
おそらくもっとも抗炎症効果があるのがステロイド。
アトピーなどの治療に使われます。
ステロイドは症状を抑える、いわゆる対処療法であると思われがちですが、
炎症を抑えないとなんともならないので、あくまで火を消すのが目的。
そのあとの対処が重要になるわけです。
正しく使えば、非常に有効な薬なんですがねえ。
とはいえ、好んでステロイドを使いたいとは思わないでしょうし、
化粧品にそんなもんは配合できません。
ステロイドほど劇的に効果はないですが、
副作用なく高い抗炎症作用がある成分が望ましいです。
②免疫の正常化
炎症を引き起こしているのは、免疫反応にほかなりません。
炎症反応ってのは負のフィードバックをします。
悪循環するといったほうがわかりやすいかな。
つまり、免疫の過剰反応によりもので、
免疫抑制剤が治療には有効に作用します。
過剰に反応しているので、抑えるってのは理にかなってはいるのですが、
こちらもあまり好んで使いたいものではないでしょう。
ですので、免疫に正常化を促すという手段が適当かと。
免疫を抑えるのではなく、調整するって感じです。
③肌ストレスを減らす
理想はゼロにすることですが、さすがに無理なので、
限りなく少なくすることが求められます。
方法としては、被膜作用によって、外界との接触を物理的に防ぐこと。
また、ストレス抵抗性を上げておくこと。
④肌常在菌を整える
健康は肌には、健全な常在菌が宿るように、
正常な常在菌の菌叢にすることで、健康な肌が導かれます。
炎症部はどうしても菌叢が乱れます。
これを正すことも、必要不可欠な要因です。
これらすべてを満たすことができれば、
プレ化粧品として成り立つんでないかな~と個人的には考えています。
そんな商品あったらいいなーとも。
【関連記事】