セラミドの濃度は・・・?
あんまり乗り気ではなかったのですが、
ボディ用の乳液のサンプルを作っていただきました。
一番左のやつです。
ちなみに隣はスキンミミックスの原液。
成分は
水、BG、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOS、セラミドEOP、セラミドAP、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン、クダモノトケイソウ果実エキス、サトザクラ花エキス、グルコシルセラミド、ユズ果実エキス、カキタンニン、オウゴン根エキス、褐藻エキス、トレハロース、アスコルビン酸、リンゴ酸、乳酸Na、グリセリン、
α-グルカン、セテアレス-25、セタノール、べヘン酸、コレステロール、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トリエチルヘキサノイン、ジフェニルジメチオコン、PEG-60水添ヒマシ油、水酸化K、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、キサンタンガム、フェノキシエタノール、エチルへキシルグリセリル、トコフェロール、パルミチン酸アスコルビン酸
BG以下は1%未満なんですが、なんでこんなに白いんだ?
セラミドはスキンミミックスを使ってますので、まあ、それによって濁るってのはわかります。
ただ、白過ぎね?原液と見た目変わらんのだけど・・・
トリエチルヘキサノインをミリスチン酸ポリグリセリル-10、PEG-60水添ヒマシ油で乳化
することで白くしてるんだろうけど、こんな微量で濁りが変わってしまうのか?
透明化とは逆のこともできる・・・ってことですかね。
一応、体に使う用が欲しいって話は昔からあったわけですが、
個人的にはライト使えばいいんでない?と思っていたので
特にこの方向性での商品開発は疎かにしていました。
ただ、ライトやクリームを体に使うのは勿体ないという人は多いみたいで・・・
これを機に、ちょっと考えてみますかねー
こちらには天然ヒト型セラミドを使っていないので、
ジメチコンなどのポリマー系のものが色々入ってます。
ただ、天然ヒト型セラミドを使うなら外す必要がでてくるかな。
あと、植物セラミドが2種類使われていますが、
ちょっとうちのコンセプト的にはNGかな。
ヒト型セラミドがいいって言っている手前、
こいつを使うわけにはいかないっすからね。
さてさて、話が逸れましたがネタばらし。
まあ、簡単な話で、粘度を上げると微量でも白くなるんすわ。
こちらは希釈したものですが、どれだけ希釈したでしょうか?
正解は100倍希釈(左)。
右は真ん中のやつと同じです。
100倍希釈ということは、スキンミミックス1%配合。
左が粘性あり、右が水のみで希釈。
同じ1%なんですけどね。
これに乳化剤を入れるとさらに濁ります。
濃度を偽装するのはたやすいなー
と思った次第です。