Revivl™(リバイビル)
Revivyl™はスイスのジボダンの原料で、
取り扱いはマツモト交商になります。
老舗の原料商社で、うちで使ってる海外原料はだいたいここから買ってます。
表示名はオロバンケラプムエキス。
採用実績がほとんどないので、情報がほぼない原料です。
マツモト交商イチオシ原料らしいんですけどね・・・
オロバンケラプムエキスはゴールデンバタフライといわれる植物から抽出したエキスとのこと。
うーん、ゴールデンバタフライだと、魚しかでてこないなー
Orobanche rapumという学名の植物らしく、
ハマウツボ属で、草木の寄生植物になります。
こんな感じのやつらしいです。
ゴールデンでも蝶って感じでもないんですけど(汗)
宿主から栄養と水分を奪うので、これ自体は葉緑素を持たず、
光合成もしません。ですから、緑色ではないです。
In-Cosmetics Asia 2017 でGold Awardを受賞した原料なんですが、
タイのバンコクで2017年10月31~11月2日に開催されたものらしいです。
アジア最大の化粧品原料展示会とのことで、優秀な原料が表彰されるそうです。
いろんな部門があるようで、日本ケミカルのARONアロンNT-Zも金賞を受賞してます。
この原料の効果は、皮膚の幹細胞を刺激し、細胞を増加・タンパクを増強・
バリア機能改善 肌のマイクロフローラのバランスを整え、シワの低減を行うという
なんとも欲張りな感じです。
①幹細胞の活性化、幹細胞の保護(死ににくくなる)
②ケラチン生成細胞の増加
③細胞の分化、フィラグリン、イボルグリン、ロリクリンの増加(上の図)
④角質細胞の生成、セラミドの増加
⑤余分な角質の除去
⑥肌常在菌の正常化
まあ、幹細胞を活性化させることで、代謝が活性化されることで、
連鎖的に起こるって感じだと思います。
個々に活性化させているってわけではないでしょう。
何が幹細胞を活性化しているのかはちょっとわからんです。
まあ、なんか凄そうな原料ですな。
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