アスパラガス茎エキス

REGU🄬-SCENCE(レグ-センス)

ナチュセラクリームの改良をしようと考えているんですけど、

ここまでくると、そうそう魅力的な原料ってのは見つからないものでして。

 

そんな中、「これは!?」と思った原料がこのレグ-センス。

DSMニュートリションジャパンの原料なのですが、

既存の商社で取り扱いがないってことで断念した原料。

 

何するかって、オートファジーを促進するんですよ~

ちょっと前、ノーベル賞に沸いてた時期には採用が伸びると思ったんですが、

あんまり見かけないです。

ブームメントは起こせなかったみたいです。

 

 

ホワイトアスパラガスから抽出したエキスになります。

正直、ホワイトアスパラガスは苦手。

子どものとき、缶詰で食べたときは、味も食感も最悪だったイメージがあるので、

未だに食べるのに躊躇します(笑)

 

 

オートファジーってのをざっくり説明すると、

古くなってしまった細胞を分解して、リサイクルする仕組みのこと。

新陳代謝で細胞を新しくしていく仕組みの1つってところです。

 

オートファジーの活性が衰えると、古い細胞が処理されず、

残っていきます。

喩えるなら、ゴミが家の中にたまっていくって感じです。

 

本来であれば、資源として再利用できるものが、

ゴミとして、体のなかの邪魔ものになるわけです。

 

左が未処理、右にレグ-センスを処理したものになります。

緑色はオートファジーの活性を表します。

 

20代では盛んにオートファジーが起こっているのですが、

60代にもなると、ほとんど活性化されておらず、

その差は一目瞭然。

 

しかしながらレグ-センスを処理することで、

60代でも20代と変わらない活性が確認されました。

 

これって、かなりすごいことでして、

部屋はすっきり片付くし、さらにそれを資源として再利用できるわけで、

その変化は大きいです。

 

 

その結果の1つとして、コラーゲン密度の増加が確認されています。

レグ-センス3%の乳液56日間使用したら、コラーゲン密度がなんと、

7.5%増加したそうな。

 

コラーゲン以外にも、おそらく良い影響を示すと思われます。

ヒアルロン酸とかエラスチンとか。

 

特にデータがあるわけではないのですが、

真皮の厚さがプラセボよりも有意に増すってことが確認されているので、

コラーゲンだけではない、とは思います。

 

 

これだけでも十二分に凄いんですが、

こいつは細胞の老化を数十年単位で遅らせることができるそうな。

 

まあ、あくまで細胞レベルの話なんですけどね。

in vitroでのは、細胞の老化が著しく遅くなったそうな。

オートファジーのおかげでね。

 

 

で、今回、この原料を採用しようと思ったのは、

細胞賦活作用のある原料ってはいっぱいあるんですが、

ゴミと化してしまった細胞は、これらで活性化されません。

場所だけ占拠しているので、元気な細胞があっても、

その部分だけは手が出せない。

 

だから、ゴミを処理してくれるような効果があれば、

細胞賦活作用のある原料をさらに活かすことにつながる

んでないかな~

と思ったわけであります。

 

 

まあ、お高い原料ではありますが、

値段に見合ったものであると確信しております。

 

 

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