サクラ花エキスが好調らしい

サクラの季節にちなんで。。。

あっという間にサクラが咲き始めましたね。

気づいたら散ってそうな勢いです。

 

サクラ花エキスってのがありまして、

まあ、お気に入りの原料の1つなんですが、

サクラの花びらはこの時期しか収穫できないんですよ。

 

当たり前の話ではありますが。

 

小田原の八重桜の花びらを手作業で収穫しているそうです。

花びら以外入らないように、細心の注意を払って、

1個1個手摘みするそうな。

八重桜のほうが花びらが多いってので、八重桜なのはわかるのですが、

なぜ小田原かってのはわかりません。

 

おそらく、勝手に花びらを集めちゃだめなんで・・・ってな感じなんだと思います。

 

手間暇かかるうえ、収穫量が決まっているわけですが、

サクラ花エキスの売れ行きは好調なんだそうです。

あんまり売れすぎると、小田原産以外のものも混ざってくるので、

あんまり売れてほしくはないなーってのが本音です(笑)

 

 

とはいえ、今回はサクラ花エキスのいいところをご紹介していきます。

 

 

サクラ花エキス、何に効果があるの?

①抗糖化作用

抗糖化が言われるようになってきたのが、2010年頃の話。

AGハーブミックスって原料がでてきて、初めて糖化について

語られることになります。

 

業界内ではそれなりに話題になったのですが、

いち早く動いたのがオリザ油化で、

業界では2番目にでてきた抗糖化原料がサクラ花エキスってわけ。

 

今でこそ、糖化って言葉は聞いたことはあると思いますが、

ぶっちゃけ、糖化って何かを説明できる人はあんまりいないと思います。

 

酸化は酸素がくっつくことで、体内で発生した活性酸素が原因で起こります。

活性酸素は超不安定な状態で、安定するために手当たり次第くっつきます。

酸化したものは、機能不全になりますので、老化や病気の原因の1つとして

考えられています。

 

一方、糖化は糖がくっつくことで、くっつくのはタンパク質になります。

限定的なの、あまり注目されていなかったのですが、

体を構成する成分のほとんどはタンパク質なので、

影響はかなり大きいことが最近わかってきました。

 

糖化の状態っては、食パンがわかりやすいです。

焼く前ってのは、ふわふわで柔らかいです。

これをオーブンで焼くと、焦げて固くなります。

これは熱をかけることで、タンパク質と糖が結合した結果で、

まさに糖化した状態。

 

これが体内でも起こるわけで、

これが結合したタンパク質は脆く、固くなります。

肌のコラーゲンが糖化すると、肌の弾力がなくなり、

脆くなるので、構造が壊れ、たるみやシワの原因となります。

 

 

で、抗糖化が言われだした当時は、調べたことがなかったので、

何に抗糖化作用があるのかさっぱりでしたが、

サクラ花エキスによって、花びらに抗糖化作用があるってのがわかったわけで、

抗糖化原料が次々と誕生するきっかけになりました。

 

まあ、色々でてきたとして、抗糖化作用だけをとっても、

サクラ花エキスは非常に優れています。

 

 

②保湿効果

植物エキスはどんな効果があるかというと、

保湿原料に括られます。

よく※とか括弧で書いてあるじゃないですか?

サクラ花エキス(保湿)とか。

まあ、それしか書けないんですけど、

成分名の後ろに配合目的を書かないといけないってな

クソみたいなルールがあるんですわ。

 

で、サクラ花エキスにも保湿効果はあるんですが、

サクラ花エキスを入れることで、保湿効果を底上げして

くれるんですよ。

 

単体よりも、相乗効果が高いってことやね。

 

特に顕著なのが、保湿持続力。

入れると保湿維持の時間が全然変わってきます。

 

 

③ヘアケア

採用が増えている原因として、ヘアケア原料としても使えるよ~

というデータを出したこと挙げられます。

 

髪の保湿効果があり、髪がまとまるとか、静電気が起きにくいとか

の効果があるそうな。

 

どうしてもパサパサした髪ってのは老けて見えますからね。

それを改善することができるってなわけです。

高い保湿維持力が髪にも発揮されるわけですね。

 

 

 

この原料の最大の魅力は、これらの効果を

わずか0.3%で実感できるという点。

コスパがメチャクチャいい!

 

原料価格もかなり良心的。

推奨量入れたとしても数円しかかからないんです。

逆に入れない理由なんてなくね?

 

 

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