純度の低いものが出回っているそうな
PGはプロピレングリコールの表示名称、
DPGはジプロピレングリコールの表示名称。
PGが危険だという話はどこかで目にしたことはあると思います。
言い出しっぺは、悪名高い『経皮毒』というバイブル商法に
使われた本になります。
デトックス商品を売るために書かれた本なんですが、
未だに信じている人も多い困った本です。
曰く、PGはあらゆる物質の運び屋となり、
肌の奥まで浸透させることができるんだとか。
もちろん、そんなことはないんですけどねー
で、ブログ等でもPGは危ないってな話があちこちで書かれる事態になり、
DPGはPGが2個くっついたもので、別物なんですが、
同一の扱いを受けています。
ぶっちゃけ、同じものだと思っている節もあります。
個人的な見解ではありますが・・・
特にPGやDPGに刺激とかないと思っています。
まあ、アレルギーを起こす人はいますが、
それはこの物質に限ったことではないですし。
ただ、PGやDPGが含まれているもので、
刺激を感じたって人がいるってのも事実でして・・・
で、この話には語られることがない裏話がありまして。
数年前に、海外からPGやDPGが格安で入ってくるようになりました。
今までの市場価格の半分以下で、しかもそんなに大きくないロットで買えたそうな。
まあ、中国産なんですが。
PGに限らず、グリセリンとかBGとかもなんですが、
ぶっちゃけ、PGはかなり品質に問題があったそうです。
見た目や使用感は変わらないのですが、
臭いがひどかった・・・という話です。
使用量は数%なので、臭いが化粧品に残ることはないのですが、
異臭がするってことは、それだけ不純物が多いってこと。
つまり、刺激を感じたってのは、PGに含まれる不純物で、
これがトラブルの原因になったのではないかと。
極端に安い化粧品では今でも使われているらしいんですが、
残念ながら、表示からどんなPGやDPGが使われているか
わかりません。
ですので、リスク回避って意味ではPGやDPGを使っているのは
避けたほうがいいってな話になるみたいです。
もちろん、正規の原料では問題はないんですけどねー
【関連記事】