ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12
アクアタイドはアリスタヘルスアンドニュートリションサイエンスの原料で、
2016年のなんたら賞を受賞した原料とのこと。
別名、セルフメンテナンスペプチドと呼ばれているとか。
レグセンス(アスパラガス茎エキス)を使おうと考えていたのですが、
キャリーオーバーの成分が多過ぎてね。。。
凄くよい原料ではあるのですが、使用を断念せざる負えなかったんですよ。
オートファジーにアプローチをかけるのは
やはり必要だと思うので、代わりの原料を探していたら見つけたのがこれになります。
ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12が表示名になります。
ペプチド系の原料って無駄に高いので、あまり採用実績は多くないようです。
最大の特徴は肌トラブルを未然に防ぐ効果があるそうな。
刺激緩和作用的なものなんですかね?
アクアタイドを使っておけば、アレルゲンが来ても炎症を起こさない、
まさにワクチンのような働きをするそうな。
抗炎症作用ではなく、あくまで予防ってところが面白いです。
また、セルフメンテナンスペプチドと呼ばれる作用は、
まさにオートファジーの活性化であり、
不要な老廃物の分解を行います。
さらに、老廃物の発生を抑制、異常タンパクの修復効果もあるとか。
ジペプチドなので、アミノ酸が2個くっついたやつ。
ヘキサなのでカルボキシル基(-OH)が6個くっついているのかね。
非常に小さいので浸透性は高いです。
データはアクアタイドを0.05%でのデータなので、
推奨量はこのあたりになるのかと思われます。
推奨量を入れるとマークを使えるそうなのですが、
まあ、どうでもいいかな。
成長因子としてオリゴペプチド(EGF)などが存在するように、
メンテナンスを促すようなペプチドが存在するのだと思われます。
で、これはそれと似たような構造をしており、似たような作用を示すのだと思われます。
まとめると
・刺激物に対するワクチン作用
花粉やpm2.5などのアレルゲンによる過剰反応を抑制する効果。
外部ストレスを防ぐことからアンチポリューション効果があるとも言える。
・内部ストレスの解消
ストレスによって生じる異常タンパクを正常化することで、
内部ストレスからも肌を守ります。
・セルフメンテナンス効果
細胞維持、浄化作用を遺伝子レベルで活性化。
オートファジーもその一環になります。