ヒト試験データがない理由
プラセンタは効果あるの?ってご質問です。
まあ、これを見て不安に思ったってところですかねー
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/indiv_agreement.html?755
健康食品の素材情報データベースになります。
「ヒトにおける有効性については調べた文献中に十分なデータが見当たらない。」
と書いてあるので、これを見たら、「ほんとに効くのか?」と
思ってしまうのは、まあ仕方ないことなのかもしれません。
しかしながら、ほぼほとんどの原料に関して、
同じような記述がみられます。
ヒト試験データがあるものなんて、極々一部です。
その理由は、調べている文献というものが学術的なものであるってこと。
原料メーカーがやったものはエビデンスとして認めてないからです。
論文として提出され、何かしらの学会誌に掲載されたものでなければ
認めないわけです。
さてさて、ではさサプリメントの原料はどこで学ぶんです?
それを専門でやってる研究室とかあります?
んなものは超激レアな存在でして、
プラセンタやコラーゲンを学術的に研究をしているところなんて
ほとんどないんです。
そりゃ、文献なんてでてこないさね。
また、ヒト試験は物凄いお金がかかるんです。
ですので、リターンを期待できる薬とは違い、
サプリメントでしっかりとしたヒト試験を行うことは
ほぼないです。
おまけに、効果効能を謳えないのがサプリであり、
効果があってはダメなんですよねー
ですので、曖昧な感じにしとくのが一番得策なんですわ。
一方で、動物プラセンタは「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」
に区分されるわけなんです。
なんだその訳わからん区分はって思われるかもしれませんが、
ほんとによくわからん区分ですよね。
効果効能を謳わなければ、薬事法に抵触せずに使えるってことですが、
このリストに載ってなくても、効果効能を謳ったらアウトですからね(笑)
医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質リスト
プラセンタでいえば、スノーデンが医薬品のプラセンタ販売しています。
豚由来だったと思いますが、薬局等で買えます。
この場合は効果効能を謳っても問題はないわけです。
だって、医薬品なんだから。
まあ、このリストは、逆に言えば効果効能が確認されているものって
ことなんですよね。
ちょっと前にこのリストにあったアシュワガンダは、
副作用があるってことで、医薬品でしか使えない原料に
なったという経緯があったので、基本副作用はないってこと
になっています。
ですので、効果があるかないかって聞かれれば、
あるんでないの?っと答えになります。
個人的な経験則では、プラセンタは効果があると感じています。
データよりも実際に飲んでどうだったかってほうを
個人的には重視しています。
仕事柄、実際に飲んでみる機会は多くあり、
プラセンタに関しては全ての原料を口にしたことがあります。
ただ、短期的な変化については、間違いなくあると言えるのですが、
長期的なものに関してはちょっとわからんです。
おそらくあるんでないかなーとは思いますが。
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