肌がきれいな人はオキシトシンが多い!?

肌状態と唾液中のオキシトシン量は相関関係にある

花王の研究所から、

「快感情を喚起する触覚刺激により、唾液中のオキシトシン量が増加すること」

「唾液中のオキシトシン量が多いほど、肌の質感スコア(見た目の肌状態)が高いこと」

ということを見出したとの発表がありました。

 

オキシトシンは、脳の視床下部で合成されるホルモンのひとつ。

愛情ホルモンと呼ばれ、スキンシップを積極的に行うと出やすくなることがわかっています。

愛着関係を深めたり、ストレスを軽くしたり、情緒を安定させたりするなどの働きがあります。

 

 

 

実験内容は、20~49歳の大きな肌トラブルがない女性33名を対象に、

快感情を喚起する触覚刺激による生理変化が肌状態に及ぼす影響を検討した。

 

まあ、「気持ちいい」と感じることをすることで、

どんな反応があるかってのを見たわけさね。

 

快感情はチークブラシで前腕伸側部を撫でるというもの。

1日2回(朝と晩、3分間/回)、4週間継続してもらい、

触覚刺激前後の唾液を採取し唾液中のホルモン量の変化率を算出しました。

 

結果は、快感情を喚起する継続的な触覚刺激により、

唾液中のオキシトシン量が増加することが確認されました。

 

まあ、ぶっちゃけそりゃそうだろって話ですが、

スキンシップなどをしなくても、気持ちいいグッズを使う事でも

簡単にオキシトシンを増やせますよ~ってことがわかったってことです。

スキンシップを取るのはハードル高いっすからねー

 

なんか美顔器を使うとリラックス効果があるとなって話がありますが、

それに近い話だち思われます。

 

続いて、20~49歳の大きな肌トラブルがない女性89名を対象に、

唾液中のオキシトシン量を測定し、肌の質感スコア(見た目の肌状態)

を肌の質感を7段階で評価。

 

肌状態を見た目で7段階で評価し、

唾液のオキシトシン量を測定した結果、

どのような相関がみられたかってのを見たわけです。

 

 

結果として、唾液中のオキシトシン量と肌の質感スコアの間には

弱い正の相関を示した。

 

 

さらに、20~39歳の大きな肌トラブルがない女性40名に対して、

スキンケア行動のひとつとして、ハンドプレスを30秒間行い、

顔から手を離して30秒間安静にする試行を、全5回繰り返し行ってもらうという実験をしました。

 

その結果、唾液中のオキシトシン量変化率は、

顔肌への触覚刺激前後の快感情の評価値差分(喚起度合い)に対して、弱い正の相関を示した。

 

まあ、要するに、ハンドプレスをすると肌への快感情を生むので、

オキシトシンが増え、肌によいよーってこと。

ただ、個人差があり、その人の感じ方1つで効果も変わってくるよってこと。

 

 

ストレスが肌に悪いってのは重々承知していると思いますが、

オキシトシンはそのストレスの緩和作用があるわけです。

その結果として、オキシトシンと肌の状態に正の相関が見て取れるのですが、

間接的なものなので、弱いってことだと思います。

 

 

まとめると、「気持ちいい」と感じることが大事で、

そういったアイテムを日々の生活に取り入れれば、

キレイになるかもってことです。

 

 

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