コラーゲンペプチドにアトピー性皮膚炎抑制効果

DHCの発表です

DHCは、群馬大学医学部皮膚科監修のもとで進めた臨床試験の結果、

コラーゲンペプチドとマイタケエキスがアトピー性皮膚炎を抑制することを明らかにしました。

IID 2018 国際皮膚科学会議にて発表( 米 国 フ ロ リ ダ 州 、 2018 年 5 月 16- 19 日) 

 

コラーゲンペプチドやマイタケエキスが アトピー性皮膚炎を抑制することを実証

 

スーパーコラーゲンといい、DHCはコラーゲンの研究に力を入れているみたいですね。

 

コラーゲンペプチドとマイタケエキスを配合している製品を作って、

それを試験の対象にしているのだと思われます。

形状は不明です。

 

まずはコラーゲンペプチドとマイタケエキスが入っていないものを4週間使用。

4週間の使用で-1.0%~-1.5%なら誤差の範囲です。

現状維持できているといってもいいんでないかな。

つまり、ベースになっているものも、まあ、悪くはないってこと。

悪化させていないわけですからね。

 

で、コラーゲンペプチドとマイタケエキスを配合したもので、

再度4週間使用した結果、改善が見られたと。

マイナス1.5%からなので、9.2%の改善ってことか。

 

肌水分量の変化なので、アトピーの患部が改善されたわけではないです。

純粋にコラーゲンペプチドとマイタケエキスの保湿効果によって

もたらされた結果ではないかと。

 

ただ、炎症部ってのは保湿効果を得にくいところですので、

そういう部分でも効果を出せるってところがポイントなんじゃないかと思われます。

 

 

粉ふきや、炎症、湿疹部の改善も見られることから、

この製品(?)がアトピーの改善に一役買っているのはのは

間違いないんですけどね。

 

患部の面積の改善率で見ていたら、もしかしたら、

もっとわかりやすいデータが取れていたかもしれませんね。

 

 

さてさて、タイトルはコラーゲンペプチドが・・・となっておりますが、

正直、コラーゲンペプチドによるものなのか、マイタケエキスによるものなのか、

それともその組み合わせで得られる効果なのか・・・

判別することはできません。

 

個別のデータがあれば、相乗効果でこんなにも!

みたいな見せ方ができたのでしょうが・・・

まあ、この手の試験はお金がかかりますからね。。。

 

また、コラーゲンペプチドってのもどの程度分解したものなのかってのもわからんしなー

 

コラーゲンは分子量30万で、三重螺旋構造をとっていますが、

これを酵素処理で細かくするわけです。

分子量3000~10000くらいと原料によって違います。

 

どこの原料を使っているのやら。。。

 

 

近いうちに商品がでてくるとは思いますが、

ちょっと楽しみかも。

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