大変申し訳ありませんm(_ _)m
予告通り・・・ナチュセラクリームの在庫がなくなってしまいました。
正直、騙し騙し、いけんじゃないか?と思った時期もありました。
まあ、不思議なもので、ないとでるんですよね。
大変申し訳ありませんが、しばらく在庫切れの状態です。
9月中旬には入ってくるのが確定しているので、
今しばらくお待ちくださいませ。
予約販売って形にして、予約していただいたからには
何かしらプレゼントを用意しようかなーとは思っています。
skinmimicsの供給が非常に不安定で、
正直、今後もこういった状況が続くと思われます。
半年前には発注かけとかないといけないってのは
なかなかしんどいところです。
ナチュセラ極を作る分が以前、入荷未定なので、
こちらもしばらくは在庫切れの状況が続きます。
あんまりというか、ほとんど騒がれていないので、
配合量が多くないのかなー?
採用数はここ数年で何倍にもなってるはずなんすけど。。。
さてさて、次に入荷するのはVer6.2、リニューアル品になります。
Ver6.2の2はなんだと思うかもしれませんが、
試作の回数になります。
Ver3.77は77回試作してるってことですわ(笑)
Ver6.0はアスパラガス茎エキスを配合したのですが、
防腐剤に安息香酸を使っていたので、パラベンアレルギーだと
使えないってことでNGに。
Ver6.1はアクアタイドを高配合させたのですが、
過ぎたるはなんとやら。ちらほら問題があったので、再試作。
Ver6.2はアクアタイドを適度に配合(笑)することで落ち着きました。
ナチュセラクリームVer6.2、ここが凄い!
まあ、自画自賛で恐縮ではありますが、何が変わったかをご説明しておきます。
①セラミド1、ちょっと増えた
セラミド1はアシルセラミドといって、非常に長い脂肪酸を持っています。
この長い脂肪酸がラメラ層を跨いで存在し、杭のような役目をはたします。
アシルセラミドによって、ラメラ層が固定され、
ズレたりしないようにしてくれます。
逆にアシルセラミドが少ないと、ラメラ層が非常に脆くなり、
肌が荒れやすくなります。
折角補ったセラミドを固定させるのも、アシルセラミドの役目。
アシルセラミドを配合するのとしないのとでは、雲泥の差をうむといっても
過言ではないです。
じゃあ、沢山入れればいいじゃん!
と思われるかもしれませんが、セラミド1は死ぬほど高いです。
1kg、なんと100,000,000円!!
ゼロがなんかおかしいです。
はい、1億です。
こんなもん、まともに使えるわけがないです。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで、先日買ったのですです。
で、追加配合したわけなんですよー
その月は赤字だぜ(涙)
②セラミドの種類が増えた
セラミドAS、セラミドNGを追加配合しました。
セラミドASはセラミド5、セラミドNGはセラミド2と呼ばれているものです。
セラミドNGは同じセラミド2でもセラミドNSとは別物です。
結果、ヒト型セラミドの種類が2種類増えました。
これは現状、最大値です。
天然ヒト型セラミドが同定されているだけで21種類のヒト型セラミドを含むので、
28種類のセラミドを含んでいることになります。
(被るのを考慮すると26種類になるかも)
カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシンはヒト型ではないので、
カウントしていませんが、入れれば30種類ですね。(もしくは28種類)
ただ、セラミドの種類は業界No1といいたいだけですので、効果的には微々たるものかな?
③ナノ化セラミド配合
コラーゲンとかで、大きさの違うコラーゲンを何種類も入れているのあるじゃないですか?
まあ、あれと似たようなことをしたかったわけですよ。
現実問題、早急にセラミドが必要なので、角質層の上の方なわけです。
最外部が一番必要なわけですよ。
ですので、無理にナノ化とかして、角質層の奥の方へ全部送ってしまったら、
全然、肌が改善されないわけです。
ある程度は、奥に入ればいいかなーってことで、
非ナノ化セラミドとナノ化セラミドを両方配合するという形をとりました。
そのため、セラミド総量も少しだけ増えています。
旧 0.431% ⇒ 新0.47%
④アクアタイド配合
本当はこれが一番推しなところなのですが、
立場上、セラミドの話になってしまい・・・
肌は色々な仕事をしているわけなのです。
しかしながら、年を重ねると、これらの仕事をサボりだすんです。
ゴミ出しもサボるので、部屋の中がゴミだらけになるってのも、その1つ。
老廃物、老化タンパクなどは、本来はオートファジーといって、
それらを分解し、再利用する仕組みが備わっています。
しかしながら、年を重ねるとこれが機能しなくなっていきます。
40代で20代の半分、60代ではほとんど機能しないと言われています。
で、これらはやれないのではなく、やらないだけなんです。
ですから、やる気さえ出してあげれば、ちゃんと仕事します。
アクアタイドは「やる気」スイッチを入れる成分なんです。
それ以外にも、コラーゲンなどの肌構築物質の産生、
ストレス耐性を高めるための物質の産生、
外的刺激に対する防衛機能などの「やる気」スイッチを入れます。
結果として、非常にマルチに働くため、劇的な変化を感じることはないですが、
肌の機能の底上げをしてくれる成分になります。
まあ、正確にはメッセンジャー物質として、
それらに関わる遺伝子を活性化させるものなんですけどね。
当たり前ではありますが、ナチュセラ史上、最高の出来だと自負しています。
是非、違いを実感していただければ幸いです。
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