モリンガエキスに肌状態改善効果を確認
シャルレとファーマフーズと共同で、モリンガの葉から抽出したモリンガエキスに
抗老化作用・肌状態改善作用があることがわかったとの発表が。
モリンガエキスといえば、ほとんどが種からの抽出物、
もしくはオイルになるわけですが、これは葉っぱの抽出物ってのが面白い。
モリンガはワサビノキのことで、体にいいとかで、
葉っぱを粉末にしたものが健康食品やお茶などで使われています。
わりと最近でてきたやつです。
国内でも栽培されているんでないかな。
経口投与での効果は、一番は抗炎症関係かな?
アレルギーの緩和作用などが確認されているほか、
花粉症にも効果があるとかないとか。
ダイエット効果もあるという話ですが、
これはちょっと眉唾ですね。
健康食品としては一定の地位を確立しているモリンガ葉エキスですが、
化粧品原料としてはかなりマイナーです。
さてさて、どんな効果が確認されたのかというと、
まず1つ目はサーチェイン遺伝子を活性化させる効果があるとのこと。
この遺伝子は長寿遺伝子と呼ばれ、飢餓状態になると活性化するといわれます。
これを活性化させるので有名なのはレスベラトロールになります。
ダイエットの停滞期が起こるのもサーチェイン遺伝子が活性化することで、
体が省エネモードに入るからなんですよー
まあ、それはさて置き、塗布でサーチェイン遺伝子が活性化するのは凄いな。
0.0225%で86%活性が増したとの結果に。
それに伴うものなのか、新陳代謝を促進する効果も確認されています。
in vitroではありますが、老化細胞が正常細胞と同等の活性になったそうな。
おそらく、テロメア―ゼの活性化に伴うテロメアの修復によってもたらされた
効果なのではないかなーと思います。
その結果、ターンオーバーが正常化。
角質層の重なりが改善され、肌がきめ細かくなったとのこと。
0.01%でのデータなので、
現実的な配合量で、実際の効果を出すことができそうです。
また、従来からわかっている抗炎症作用もあり、
炎症を抑えることで、コラーゲンなどの分解が抑えられ、
結果としてコラーゲン量が増加するとの効果も確認されたとか。
サプリのほうは宛てがあるのですが、
化粧品原料に関しては宛てがないからな・・・
まずはサプリの原料でも取り寄せてみっかな?
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