ちょっと無理かな・・・
ファンデーションを作ってほしいという声は、多数いただいております。
まあ、挑戦しようとしていた時期もあったさね。
ただ、スキンケアと勝手が全然違うんですよ。
スキンケアってのは、生物学の延長上にあるので、
そのへんの知識があれば、だいたい理解できます。
また、サプリの原料と重なるところが多々あるので、
機能性成分ってのは馴染みがあるものばかりです。
データをみれば、どんなものかってのがわかりますので、
効果も想像しやすいです。
しかしながら、メイクアイテムってのは、
生物学の知識はあんまり役に立ちません。
あんまりってか、全くといってもいいかも。
スキンケアで使う原料とも全く異なりますからね。。。
馴染みが全くないです。
どんな原料がよくて、どんな原料が良くないのかってのすら
分からない状況です。
根本的な問題なんですが、自分、40のおっさんっす。
ですので、メイクとか使ったことないです。
当然、関心を持ったこともないです。
ですので、メイクアイテムの「正解」ってのがわからないんですわ。
まあ、肌に優しくて、自然に見えて、ちゃんとカバーできて、
さらに崩れにくく、落としやすいというのが理想なんでしょうが、
頭で理解できても、感覚で理解できないんですよね・・・
喩えるなら、女性の方に、精力剤を企画開発させるようなもの。
良い物ができるかって話です。
まあ、平凡な商品を作ることはできますが、
んなもん作ってもしょうがないですからね。
なんだかんだいっても、メイク品は資生堂などの大手が強いです。
長年培ってきたノウハウがありますし、多額の開発費が投入されているわけで、
ちょっと勝てるイメージが湧きません。
裏返せば、スキンケアでは全然勝負できると思っているわけですが。
別問題で、メイク品ってスキンケアを作ってるとことは別で、
それに特化した工場があるんですよ。
まず、そのへんの伝手がないです。
現状だと、今お願いしている工場が外注で作るって形になります。
当然、コストがあがります。
さらに、ロットがデカい。
スキンケアは1000個以下で作ってくれますが、
メイク品は5000個とかが最低ロットになります。
しかも、色物は何種類か揃えないといけないです。
もう、資金に余裕があるところしかできないって感じです。
スキンケアからメイク品を作り出したところは、
まあ、儲かってるんだなーと。