ナチュセラクリームとナチュセラライト、どっちがいい?

クリームとライト、何が違う?!

コンセプトが違います。

ナチュセラクリーム

効果重視です。

他の如何なるものも犠牲にして、効果だけを追求しています。使用感とか、刺激性とか、ほぼ考慮していません。

 

そのため、良い物は積極的に取り入れていき、すでに

6回のリニューアルをしております。

ナチュセラライト

低刺激重視です。

ナチュセラクリームは効果を重視しているので、使えない方がでてきます。そういった方々でも使えるようにと、できたのがナチュセラライトです。

 

現状、非常に安定しているので、変更しづらくなっております。ですので、リニューアルは1回しか行っておりません。


 

加工先が違います。

ウィル・グラン化粧品で製造しております。

小ロット対応が可能で、フットワークが軽いのが特徴のOEMメーカーです。結構、ワガママ聞いてくれます(笑)

ナチュセラクリームは元々は大日製薬という岐阜にあるOEMメーカーで作っていましたが、モロモロの事情で変更先を探していました。何社かお願いしていたのですが、ちゃんと再現できたのはココだけでした。

また、乳化剤を水添レシチンだけで行う技術を持っているというのも凄いことなんですよ。

ゲオール化学で製造しております。

独自の化粧品を販売しており、独自原料、独自技術を有しているOEMメーカーです。超高速撹拌機を持っているので、クリーム系が強いです。

元々はナチュセラクリームをこちらの工場へ移そうとしていた時、同じような質感がでなかったのですが、まあ、これはこれでありかなーとナチュセラライトが誕生しました。


 

セラミドの種類が違います。

セラミド1

セラミド2(NS、NG)

セラミド3

セラミド5

セラミド6Ⅱ

セラミド9

天然ヒト型セラミド

 

セラミドNG、セラミド5が追加されています。

さらに、一部ナノ化されています。

 

セラミド総量は0.473%とちょっと増えてます。

 

内容量がクリームは30g、ライトは45gなので、1製品あたりのセラミド量はほとんど変わりません。

セラミド1

セラミド2(NS)

セラミド3

セラミド6Ⅱ

セラミド9

天然ヒト型セラミド

 

セラミドに関しては将来的には、クリームに合わせる形になると思いますが、容器の関係上、しばらくは現状維持です。

 

セラミド総量は0.321%です。


 

配合成分が違います。

ソーライン(ヒマワリ種子油不けん化物)

セラミド産生を促進する効果が非常に高い成分です。

ナイアシンとかセレブシドの比ではないですし、ライスパワーNo11よりも高い効果が期待できます。

セラミドを補うだけでなく、セラミドを内側からも増やすことを目的としたものです。

また、非常に抗酸化力が高く、クリームの安定性にも貢献しております。

 

ダームコム(クロクスクリサンツス根エキス)

ヒト試験にてコラーゲンとエラスチンを増加させることが確認されている、凄い原料です。in vitroでコラーゲンを増やすというものは山ほどありますが、リアルに増やすのは限られています。

 

マンダリンクリア(マンダリンオレンジ果皮エキス)

タイトジャンクションの形成を促進する効果があり、肌のキメを整える効果が期待されます。クマリン類は含まれていませんので、光毒性の心配はないのです。

 

UNIFINE(アスペルギルス/ダイズ種子エキス発酵液)

イソフラボンを発酵させることで、水酸化イソフラボンになっており、高い抗糖化作用を有します。通常は糖化してしまったタンパク質、つまり老化タンパクはそのままで、しかも処理されません。しかし、これはタンパク質から糖を引きはがすことができることがわかっています。通常の抗糖化素材とは一味違います。

 

アクアタイド(ヘキサカルボキシメチルジペプチド-12)

オートファジー作用を促進する効果のあるペプチド原料。オートファジーとは、古くなった細胞を再利用するためのもので、体の掃除屋みたいなものです。オートファジーが低下すると、ゴミが溜まり、その部分は代謝が滞ります。これが老化現象の1つなのですが、アクアタイドはゴミを片付ける力をあげてくれるというわけ。

クズ根エキス

ゲオール化学のオリジナル原料で、特殊な抽出方法によって、通常のクズ根エキスよりも28倍ものイソフラボンが含まれています。

葛はプエラリアと同じ属で、葛にも女性ホルモン様成分が多く含まれています。ただ、クズのイソフラボンは女性ホルモン様作用はあまり高くなく、抗酸化に優れています。

 

 

厳密にはもう少しあるのですが、主要はこれくらいです。どうせ名前だけと思われるかもしれませんが、こいつらは推奨量ぶちこんでいます。

我ながら、正気の沙汰とは思えませんね・・・


 

 

初期のほうは天然ヒト型セラミドを0.2~0.3%配合しており、

いわゆる好転反応的なものが激しくおきていました。

推奨量は0.01%なので、ぶっちぎり入っていたわけです。

現状でも、ここまで入れている商品はないと思います。

 

で、好転反応的なものは、天然ヒト型セラミドを入れ過ぎてたことに由来しており、

現在は天然ヒト型セラミドの配合を抑えているので、でる確率は格段に落ちています。

乳化を水添レシチンだけで行っているのもあり、刺激性とかはライトとほぼ変わらない

状況ではあるんですけどね。

 

ただ、作用が強すぎて、肌がビックリしてしまうってことは稀にあるみたいです。

 

ライトの優位性を挙げるなら、容量が多いってことと、

保湿作用が高いってことですかねー

 

来年あたりにライトをリニューアルすることになるとは思いますが、

なんか追加して入れようとは思っています。

 

 

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