世界初、植物由来のヒト型セラミドが市場にでてきた
サティス製薬が栗の殻から、ヒト型セラミドの抽出に成功したわけですが、
いよいよ、市場にでてきました。
プレスリリースから1年くらいか。
思ったよりも早かったなー
チラホラとネットの検索で引っかかるようになってきました。
表示はセラミドAP、グルコシルセラミド、フィトステロールズになるみたいです。
フィトステロールズはおそらく添加したもので、ダイズステロールになると思われます。
で、グルコシルセラミドは栗由来となるのと思われるので、
精製が荒いのでしょう。
焼酎粕とかからもグルコシルセラミドを精製できますが、
あえてそれを取り除いたものを天然ヒト型セラミドとしています。
まあ、悪いものではないので敢えて残したのかもしれません。
となると、このくりセラミドは100%天然ヒト型セラミドってわけではないようです。
さてさて、くりセラミドはサティス製薬のオリジナル原料で、
現段階では原料販売をしていません。
つまり、くりセラミドを使いたければサティス製薬にOEMを依頼する必要があります。
まあ、製造元はすべてサティス製薬ってことやね。
くりセラミドは、植物から抽出された唯一のヒト型セラミドですが、
細かい情報は公開されておらず、セラミド6の超長鎖脂肪酸が含まれている
ってことくらいしかわかりません。
セラミド6の超長鎖脂肪酸(C26)単体ってことはないと思います。
割合は多いのでしょうが・・・
どのようにアピールして販売していくのか、
非常に興味があったわけですが、
今のところは、「世界初」ってことと、「栗由来のヒト型セラミド」ってこと
くらいしかいってないかなー
合成のヒト型セラミドよりも優れているという
具体的なデータがまだないので、現状はちょっと厳しいかも。
超長鎖脂肪酸うんぬんっていっても普通の人にはわからないだろうし。
うーん、今のままだとちょっと弱いですが、
まあ、うちがやれているのだから、なんとかなるのかなー
エビデンス等が今後出てくるだろうし、
くりセラミドの独自の効果みたいなものが出てくるかもしれませんので、
それまでは大きな動きにはならないっぽいかな。
原料が手に入れば、効果を比較したいところですが、
現状は手に入らないですし。
組成だとか、有効量だとか、事細かい情報も開示してくれないだろうしなー
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