アシルセラミドが凄いわけです
ナチュセラクリームのほうがセラミドの濃度が高いのに、
なんでナチュセラ極のほうが効果が高いの?
というご質問をいただきました。
誤解がないよう、予めいっておきますが、
ナチュセラ極はセラミド補充に特化させているので、
その点につきましては、他の追随を許しません。
ただ、エイジングケアとしての総合的な部分では
ナチュセラクリームのほうが優れています。
さて、ナチュセラ極の何が凄いかって話ですが、
アシルセラミドの配合濃度、これに尽きます。
アシルセラミドとはセラミド1、4、9のことで、
超長鎖脂肪酸をもっています。
セラミドはスフィンゴシンと脂肪酸で構成されるわけですが、
アシルセラミドはとにかく脂肪酸が長い。
そのため、アシルセラミドはラメラ層をまたがって存在することになります。
これによって、ラメラ層が固定され、ラメラ層が安定しているわけです。
セラミドは体のいたるところに存在しますが、アシルセラミドは
皮膚に特有に存在しているセラミドです。
その役目は体内の水分を保持するため。
もし、セラミド1が全く作れなかったら、肌から水分がぬけて干からびて死んでしまいます。
実際、アシルセラミドを作る酵素を作れないノックアウトマウスを作ったところ、
生後すぐに死んでしまいます。
アシルセラミドは肌にとって、最も重要なセラミドであるわけです。
そのアシルセラミドをナチュセラ極は0.02%配合しているわけです。
現段階(2019年5月10日)では、アシルセラミドをこれ以上含んだものは
存在しないはずです。
セラミドプレミックス(SK-Influx V)原液でも0.001%ですからね。
ナチュセラクリームもアシルセラミドが多く入っているほうではありますが、
ナチュセラ極には及びません。
正直、これ以上のものを作ることはできない、
まさにセラミドを極めた商品だと自負しております。
現状、アシルセラミドは鼻血が出るほど高いです。
購入するときは断腸の思いです。
ですので、アシルセラミドをナチュセラ極以上に配合するってのは、
現状では不可能だと思われます。
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