オリザ油化 新原料

イチオシはブラッククミンらしい

入口からすぐの場所に陣取っていたオリザ油化

オリザ油化は超お世話になっている原料メーカーです。

サクラ花エキスとかマキべリーエキスとか最高っす。

 

近年はブースに力入れてもしょうがないってことに気づいてしまったらしく、

まあ、シンプルなブースです。

結局は企画と営業力ですので、どんなにブースに金かけても

費用対効果が下がるだけですから。割と真面目な話。

 

さてさて、今回のオリザは3点のアイテムを注力して紹介していました。

1つはサクラ花エキスの廉価版。

海外輸出、主に中国向けに開発した商品で、

薄めて安く売るって寸法です。

推奨量は10倍になっているので、おそらく従来品を10倍に希釈したものになると思われます。

こっちが売れて、現行品がなくなるとかは、マジ勘弁してください。

 

抗糖化、抗シワで高保湿効果のある原料ですので、オススメの原料です!

 

 

もう1つは、パシフローラって原料。

表示名はチャボトケイソウエキスで、体内時計を正常化させるんだとか。

どっかで見たことあるなーと思ったら、前回来た時にも推してたわ。

前回は2年前にいってるんですから、目新しいってわけでもないです。

 

パッションフラワーのことなんですが、全草をプロパンジオールにつけて

抽出するんだそうな。

 

日中と夜では活性化している遺伝子が異なります。

日中は防衛遺伝子が活性化している状態です。

紫外線などの外からの刺激に対する防御力をアップしています。

 

一方、夜はそういった遺伝子はお休みで、

受けたダメージの修復するための遺伝子が活性化します。

美人は夜作られるって言葉があるように、寝ているときに

一生懸命修復作業をするわけです。

 

で、困ったことに、スマホの普及で体が夜と認知しないため、

夜も日中の遺伝子が活性化している人が多く、修復作業が

満足に進まないって人が多いんだとか。

 

で、それを正そうぜ!っていう提案になります。

そういうコンセプトの商品は、チラホラでています。

 

まあ、ちゃんと寝ろやって思いますけど。

 

こちらの原料は、どちらかというと、昼の遺伝子を活性化する傾向に

あるように思われますので、これだけで体内時計を正常化ってのは

難しいんでないかなーと思います。

あくまで、データを見た限りですけどね。

 

日中の防衛遺伝子が活性化するので、肌ダメージが少なくなり、

肌のくすみとかがなくなるという効果はあるようです。

 

朝に使うとよいかもですが、朝と夜の遺伝子は拮抗するので、

夜は使わないほうがよいです。

 

 

最後にブラッククミン

表示名はニゲラサチバ種子エキス。

効果は、体臭の減少作用。

 

ターゲットは男性になるのかな?

 

年齢によって、体臭の原因はことなるとのことで、

20~30代は汗にアンモニア、酪酸、イソ吉草酸が多く含まれており、

汗臭がきつくなる傾向になるそうな。

 

30~40代は皮脂からジアセチンがでて、脂臭がきつくなるそうな。

 

で、50以降は加齢臭と呼ばれるやつですね。

ブラッククミン配合のローションを使っておくと、

これらの臭い成分が明らかに減少するんだそうな。

汗臭への効果がスゲーな。

80%前後減少しているわ。

 

あとは、ちょっと微妙なので、

若者向けのアイテムを作れば、結構売れるかもなー

消臭スプレー関係に売り込めば面白いんでないかな?

 

 

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