次世代の防腐剤になりうるか?!
カテキン由来の新規原料になります。
カテキンってのはお茶に含まれている抗酸化成分。
色々な薬効があり、研究も盛んです。
えーと、大阪大学で研究されているのかな?
まあ、そのへんが特許とか取ってんでないかなー
製品名がカテプロテクトCS、
表示名がサフラワー油脂肪酸没食子酸エピガロカテキン
使ってる化粧品は見たことないですが、
ちょっと前にマスクにこの成分を練り込んだ、
インフルエンザ対策マスクが話題になりました。
お茶の成分を練り込んだマスクってことで、
面白いなーっと思った記憶があります。
お茶でうがいするとよいよーってな話を聞いたことがあると思いますが、
これはカテキンに抗ウイルス作用があるからで、
このカテプロテクトはカテキンをパワーアップさせたものになります。
カテキンに脂肪酸をくっつけて、細胞膜との親和性が高めているので、
ウイルスの膜にくっついて、最終的には膜を破壊することで、
抗ウイルス作用を発揮します。
すげーな、99.9%不活性化させるのか・・・
抗ウイルス効果ヤバ過ぎだな。
で、このカテキンプロテクト、菌にも非常に高い殺菌作用を
もっていることがわかり、化粧品原料として有用なのでは?
ってことで、展開を始めたようです。
なんと、アクネ菌は5分、コリネバクテリウム菌(アトピーの原因の菌)は1分で
99.9%殺菌してしまうくらい強力。
30種類以上の菌、細菌で抗菌作用を確認しているそうな。
殺菌してしまうものもあれば、静菌作用のみってのもあるのか。
刺激性、安全性って面では、現状の防腐剤を凌ぐものですが、
常在菌への影響がちょっち気になるかなー
ニキビ対策的なやつのメイン成分として使うってのはアリかもね。
短期的な視点では、めっちゃ効くと思うよ。
長期的にそれが正しいかどうかはともかく。
あとは、ウイルス性のイボとか、めっちゃ効きそう。
ハトムギエキスでもいいですが、それを遥かに凌ぐ効果が
あるんでないかなーと思われます。
消臭系のアイテムに使うのもありかもね。
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