電気消して寝ろ
肥満リスクと睡眠中の人工光曝露との関連を調査した論文が6月10日、
「JAMA Internal Medicine」オンラインに掲載されました。
短期間の睡眠は肥満と関連していることが知られています。
寝不足ってだけで太るってことさね。
睡眠時間だけでなく、睡眠の質も関連しているのではってことで、
睡眠中の電灯やテレビをつけっぱなしだと、睡眠の質が落ちることで、
何かしらの影響があるのでは?ってことで調査されたわけです。
35~74歳の女性4万3222人(平均年齢55.4 歳)を対象に、
睡眠中の人工光への曝露が肥満の有病率とリスクに関連性を検討。
結果、曝露ありの場合、睡眠はベースラインでの肥満頻度高率と
正の相関があることが確認されました。
まあ、電気つけっぱなしだと、太るよってことです。
なんと、つけっぱだと、そうでない人と比べて5kg以上重く、
10%以上BMI(肥満度指数)が高くなったそうな。
統計的にね。
電気やテレビをつけっぱで寝るってのは
睡眠の質を下げ、結果として肥満のリスクを引き上げるわけですが、
ブルーライトが睡眠の質を落とすと言われています。
つけっぱでなくとも、寝る前にテレビやスマホ、パソコンなんか
を見ることによって、体内時計が乱れ、睡眠の質が落ちると。
しかしながら、つけっぱなしにすることで、
その影響がさらに大きくなるということが明らかになったわけです。
逆に言えば、ちゃんと寝るだけで痩せる・・・かもね。
そういえば、寝るだけダイエットとかあったな・・・
強ちでたらめでもなかったわけだ。
【関連記事】