酸っぱさの限界
世の中には甘い物が好きな甘党と呼ばれる人、
辛い物が好きな辛党と呼ばれる人がいます。
じゃあ、酸っぱいのが好きな酸っぱ党(語呂悪)の人がいるのかも・・・
なんて思ったりしたわけです。
酸っぱいものが何より好きってね。
妊娠中は酸っぱい物しか食べれなくなるって人もいるそうなので、
もしかしたら、思っている以上にいるのかもしれません。
辛味ってのは味覚というよりも刺激でして、
過度な辛さは痛みとなります。
ぶっちゃけ、辛さに強いってのは痛みに強い、
もしくは鈍感であるともいえます。
辛さを追求する人たちがいつからこそ、激辛料理が作られ、
求められるから提供されるわけです。
同じように、超激酸っぱい料理があってもいいのかなー
無いのはニーズがないからなのか・・・
超酸っぱいガムとか飴とかありますが、
正直、言うほど酸っぱくないんですよね。
ですから、酸っぱさの限界へ挑んだ商品って、
なんか売れそうな気がするんですよ。
気のせいかもですが(笑)
酸味の素となるのが一般的にはクエン酸となります。
レモンとかの酸味もこれです。
クエン酸はクエン酸回路と呼ばれる、エネルギー産生に関わる物質で、
疲労回復に良いとされます。
スポーツのときにハチミツレモンをとるのはそのため。
クエン酸を高濃度でぶっこむことで、疲労回復効果を謳いつつ、
ビタミンCとかも入れて、なんか体に良さ気なドリンクなんて
どうかなーなんて妄想をしたわけです。
まあ、クエン酸は売るほどありますので、
試しに作ってみました(笑)
クエン酸10%配合のドリンク。
ちなみに、クエン酸の1日の摂取目安は1~10gといわれます。
100mlでちょっと過剰摂取になっちゃいますね。
クエン「酸」っていうだけあって、pHは酸性になります。
つまり酸性水。
硫酸などの強酸ではないにしろ、濃度をあげれば酸性は増します。
飲むと、のどが痛くなります。
まあ、酸性水ですから。
なんか食塩水を飲んだ時みたいに細胞から水分が奪われ、
のどが余計に渇きます。
とてもじゃないですが、100mlとか飲めません。
酸っぱいのが好きな人は、これも平気なのかなー
まあ、甘味を足せば、全然飲めるようにはなるとは思いますけどね。
今回は酸っぱさの限界に挑戦したかったので。
余談ではありますが、甘味は砂糖の甘さが限界ではなくて、
甘味料を使うことで、恐ろしい甘さを出すことができます。
スクラロースはなんと砂糖の600倍の甘味を出すことができます。
使用上限があるので、世の中には出回りませんが、
死ぬほど甘いものは作れます。
まあ、甘さの限界を超えると苦く感じるんですけどね。
味覚ってのは不思議ですねー
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