いいえ、ありません
最近、サンプルはあるか?というご質問が多いです。
答えは「ない」なんですが、なんでサンプルを出してないかって話をしましょう。
まずは、サンプルでお試しってのは、
一番行動を促しやすいです。
無料サンプルってのが、一番反応を取れるのは間違いないです。
企業側はまずは使ってもらえるし、見込み客をゲットできると
いうのがメリットになります。
しかしながら、無料サンプル請求者から、
本製品へと誘導できる割合はよくて1%と言われます。
もちろん、しつこいくらいに営業をかけることで、
この数値を上げることができますが、
まあ、ウザがられます。
顧客になる確率が10%になったところで、
残り90%の見込み客リストは使い物にならなくなります。
まあ、それはさて置き、個人的にテレアポとか面倒なので
やりたくないです。
過去に少しだけ経験ありますが、あれは精神をすり減らします。
やりたくない仕事の5本指に入ります。
てなわけで1%にかけるしかないのですが、
この数値、物の良し悪しはあんまり関係ないです。
なぜかというと、そんなに興味がない、薄い見込み客を沢山集めちゃうからなんですよ。
フリー戦略のリスクです。
上振れ、下振れはしますが、数が増えれば収束していきます。
うちも過去にやったことありますが、やっぱり1%くらいでした。
正直、割に合わないんですよねー
発送の手間ばかり増えて、蓋を開けてみた時の絶望感(笑)
ですので、現状、無料サンプルを提供しているところは非常に少ないです。
では、少量の詰め合わせを販売すればいいじゃなかって?
たしかに、無料よりもハードルが上がりますので、
見込み客の質は格段にあがります。
それでも1割もいかないですからね。
また、サンプル作るのと、本品作るの、製造コストはほぼ同じですから。
量が少ないから原料代が浮くだけで、製造コスト、容器代等々、
しっかりかかってきます。
ぶっちゃけ、千円ちょいで販売しているところが多いですが、
あれ、赤ですから。
もちろん、新規顧客獲得のための経費ですから、
しかたのない出費ではあります。
広告費を含め、この新規獲得のために
莫大な予算が投入されているのが現状です。
個人的には、顧客ですらない人にお金をかけるよりは、
すでにお客様になってもらった人に使ったほうがよくない?
と思うわけですよ。
ちなみにお客様に対して、新商品のサンプル配布すると
反応は40%くらい取れます。
まとめると
・サンプル必須の層をターゲットから除外している
・テレアポしたくない
・サンプル品作りたくない
・お客様に還元したい
ってな理由でサンプル提供は基本的にはしていません。
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