松の美油
非常に栄養価の高い食べ物なんですけどね。
まあ、売れないってイメージが強いです。
松の実はビタミン、ミネラル、食物繊維と豊富に含まれていますが、
最大の有効成分はピノレン酸という脂肪酸。
リノレン酸の一種で、松の実特有のリノレン酸ということで
松の実(PINE)から、P-リノレン酸からピノレン酸となったそうな。
リノレン酸にはα-リノレン酸、γ-リノレン酸があり、
どちらも非常に有用な脂肪酸です。
で、その松の実の油を集めた、松の実油の原料が
デルマピノレインというわけ。
片倉コープアグリの原料になります。
購入する際はマツモト交商のほうにお願いすることになるかな。
見積もり来ないけど。
組成は
リノール酸 46.2%
オレイン酸 26.1%
ピノレン酸 14.8%
その他って感じ。
まあ、規格化はしてないですけど。
ほぼ透明、若干黄色みがかっているかな?
粘性はなくサラっとしています。
ベタツキもほとんどないです。
つけた時はテカテカしますが、気づいたら無くなってるって感じ。
塗ったそばから浸透するって感じではないですが、
オイル特有のベタツキってのは一切ないです。
オイル単体での使用感は超優秀といえるかも。
個人的には今まで触ったやつではNo.1ですな。
効果としてはアラキドン酸カスケードと呼ばれる炎症の連鎖を
あらゆる過程で邪魔することで、炎症抑制効果があります。
これは主にω-6に対しての拮抗作用になります。
ピノレン酸はω-3系のオイルなので。
アレルギー抑制効果も期待できます。
個人的にはピノレン酸の鎮静効果が凄いかなーと思います。
ここ数日、なんか左の中指がずっと痛かったんですよ。
原因はわからないんですけど。
それが、これ塗ったら治ったんですよねー
まあ、根本的に解決するわけではないですが、
鎮静効果はなかなか高いと推測されます。
あくまで個人の感想ですけどね。
表示はゴヨウマツ種子油
あんまり見ないです。
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