まあ、配合量と価格ですけどね
まず、基本的にサプリメントでセラミドといえば、グルコシルセラミドになります。
グルコシルセラミドはセラミドに糖がくっついた状態のものになります。
で、推奨摂取量はグルコシルセラミドとして、0.6mg~1.8mgとなります。
推奨量は原料の由来によって異なります。
ほとんどは1.2mgです。
まあ、0.6mg以上入っていれば効果は期待できますし、
1.8mg以上はあまり大きな差はないです。
たまにμg(マイクログラム)で表記しているものもありますが、
1000μg=1mgとなります。
また、「グルコシルセラミド」がいくつ含まれているかが重要。
中には原料の配合量を記載しているところもあるので注意が必要です。
10mgとか100mgとか入っていることはないです。
あまりに配合量が多いって場合は特に注意してください。
セラミドは脂質の一種で水に溶けません。
ですので、化粧水には不向きな原料と言われています。
しかしながら、グルコシルセラミドは水溶性です。
つまり、油がメインのソフトカプセルはあまり望ましくないです。
油がグルコシルセラミドの吸収を邪魔してしまいます。
できれば、ソフトカプセル以外の形状のものが望ましいです。
打錠、ハードカプセル、ドリンクなど。
続いて、由来です。
動物由来と植物由来にわかれます。
特殊なやつでミルクセラミドってのがあります。
これはグルコシルセラミドではなくて、スフィンゴミエリンを含んでいる
セラミドの原料となるものです。
グルコシルセラミドとの相乗効果が期待できますが、
ぶっちゃけ、牛乳やヨーグルトで摂取できます。
魚由来のグルコシルセラミドってのがあり、
魚の皮から取ることができます。
ヒトのセラミドに近いと言われ、
より効果が高いとされます。
ただし、値段がぶっとんで高いです。
あとは、麹由来のグルコシルセラミド。
こちらもヒトのセラミドに近いと言われています。
まあ、天然ヒト型セラミドの素となっています。
配合量が少ないですが、価格は段違いに安いです。
植物由来は米由来のものが一番効果が高いと言われます。
米を主食としてきた日本人との相性がよいのでしょう。
ただ、他の植物由来のグルコシルセラミドよりはお値段します。
あとはそんなに大きな差はないです。
コムギ由来は効果が弱いかなーってなくらい。
パイナップル由来のグルコシルセラミドは特殊なポリフェノールを
含んでいるので、それが紫外線耐性をあげてくれるとのデータがあります。
おそらく米由来のグルコシルセラミドも、グルコシルセラミド以外のもの、
たとえばオリザノールなどが含まれているので、
比較的効果が高くなるのではないかと思われます。
まとめると
・グルコシルセラミドの配合量が0.6mg以上
・ソフトカプセル以外の形状
・由来は米由来であれば間違い
ってな感じですかね。
由来によっては、特殊な成分が含まれていますので、
そちらに注目して選ぶってのもアリかな。
あとは水でなく牛乳で飲んだほうが効果があがります。
手前みそで申し訳ないんですが、ナチュセラの素となっている
焼酎もろみ粉末、非常に優秀な原料なんですよ。
グルコシルセラミドは0.8mg/gと多くはないんですが、
焼酎ポリフェノールやアミノ酸、ペプチド、ミネラルなどなど、
非常に有用成分が豊富。
しかも安い。
で、焼酎もろみ粉末は終売しており、
在庫分がなくなり次第、終売となる運命です。
その代替品をずっと探しているんですけど、
まあ、こんなに都合のよい原料なんてそうそうないわけで。
どうしたものですかね・・・
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