トマトは体に悪い!?
トマトといえば、体に良い食べ物代表といっても過言ではありません。
しかしながら、それとは真逆の発表があり、注目を集めています。
言っているのは心臓病専門医のガンドリッヒ博士。
博士曰く、トマトは食べるべきではないと。
トマトには多くの栄養素が含まれており、その栄養素の1つ、リコピンは
がんのリスクを減らすなどの有用性は確かにあります。
しかし、トマトにはレクチンが含まれており、これが悪さをすると。
レクチンとは植物が害虫から身を守るために生成するタンパク質の一種。
これが人間の健康に深刻な脅威をもたらすそうで、
レクチンはさまざまな炎症プロセスに関わり、病気の引き金となるとか。
健康な細胞、病気の細胞、関係なく破壊し、慢性疲労症候群、発疹、脳の活動低下、
さらにはハゲを引き起こす可能性があるとの主張です。
まあ、最後のハゲるってところに注目が集まっているわけです。
レクチンについては急に出てきた話ではなく、以前からあり、
積極的に避ける人もいるくらい。
代表的なのがグルテン。
コムギに含まれているレクチンの一種がグルテンになります。
健康のためにグルテンフリーを提唱され、それを実践している人も
少なからずいます。
一部の人には効果があるかもですが、あんまり意味はないってのが
一般的な認識ですけどね。
ぶっちゃけ、ほぼすべての植物にレクチンが存在しており、
レクチンフリーってのは現実的ではないです。
このレクチンってのがどのような悪さをするのかというと、
腸を傷つけるそうな。それが体内の炎症反応を誘発することで、
さまざまな病気の引き金になると言われています。
一方でレクチンには抗ガン作用があるともいわれており、
適量であれば有用であることを示唆しています。
まあ・・・このレクチン、火を通せば毒性はほぼなくなります。
もしくは発酵させるとか、酢につけるとかでも。
幸い、リコピンは火に強く、むしろ加熱したほうが効果が高くなるといわれているので、
調理済みのトマトを摂取する分には、レクチンがどうこうは気にする必要は一切ないです。
生で食べすぎるのはよくないかも・・・ってな認識で問題ないです。
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