ジグリシン
化粧水を自作している猛者たちの間ではかなりメジャーな成分らしいです。
正直、最近初めて知りました。
グリシルグリシンとは、グリシンというアミノ酸が2つくっついたジペプチドになります。
和名ではジグリシン。
毛穴に効果があるそうな。
毛穴が目立つのは毛穴がすり鉢状に広がっているからなんだとか。
すり鉢状になる原因は不飽和脂肪酸になるとのこと。
不飽和脂肪酸ってのは、炭素二重結合ないし三重結合がある脂肪酸。
飽和脂肪酸でないやつはすべて不飽和脂肪酸なので、まあ、よく聞く脂肪酸は
大体不飽和脂肪酸。
おそらく遊離脂肪酸によるものだと思いますが、
これが炎症を引き起こすといわれています。
炎症によって、毛穴がすり鉢状になるんだとか。
炎症が引き起るのは、細胞には選択的透過性があり、
カルシウムイオンの出入りを調整しています。
不飽和脂肪酸はこのカルシウムイオンの出入りのスイッチになっており、
細胞内のカルシウムイオン濃度が上がるそうな。
その結果に炎症が起こるとのことで、
毛穴がひらくと。
カルシウムイオンはプラスの電荷をもっているので、
逆にマイナスの電荷をもつイオンの流入させればいいのでは?
ってことで、グリシルグリシンにその効果があったんだそうな。
マイナスの物質か・・・OH-くらいしか思いつかないんですが、
カルシウムイオンと反応しちゃいそうなんですけど。。。
たぶん、このカルシウムイオンの流入をオフにするんじゃないかと
個人的には思うんですけどねー
つまり、毛穴ケアでグリシルグリシンを使用すると、
この特許に抵触してしまうわけさね。
そのためか、原料を直販売しているところがチラホラ見られます。
まあ、特許料を払って作るって方法もあるでしょうが、
あんまり現実的ではないですよね。
そこそこいいお値段します。
まあ、試してみるかな。
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