まあ、ナチュセラ碧は大丈夫か?ってことかな
「銅イオンは劇物だと聞いたのですが、大丈夫ですか?」
と言うご質問をいただきました。
ナチュセラ碧に銅イオンが含まれているので、大丈夫か?
ということなんだと思います。
根本的な話ですが、生物はミネラル分が必要ってのは異論はないと思います。
5大栄養素で、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルとなっているわけで。
ミネラルの中には銅も含まれているわけです。
推奨量は男性で0.9mg/日、女性で0.8mg/日
不足すると欠乏症がでます。
なぜかというと、銅は様々な酵素の補酵素として必須だからです。
ちなみに、普通に食事を取っていれば、まあ不足するってことはないです。
ん?銅を食べてはいないって?
生物にはだいたい銅が含まれているんですよ。
だって、必須の成分なんですから。
電子伝達系で必要となっていますので、真核生物は確実に銅を使用しているわけです。
電子伝達系ってのは、平たく言えばエネルギーを作る工程。
ミトコンドリアで主に行われています。
銅は必須ミネラルの1つではありますが、まあ銅板をバリバリ食べることはできませんし、
粉末にして飲んでも意味はないです。
金属の銅は摂取しても吸収できません。
まあ、金属全般に言えることです。
基本的には有機化合物として摂取するわけさね。
で、これが有機物と銅イオンに分かれて、
銅イオンとして吸収されます。
ちなみに銅の上限摂取量は10mgとされています。
一応、10mgまでなら問題はなかったってことで、
そう定められています。
よっぽどのことがない限りは過剰症ってのはでません。
つまり、銅イオンに毒性があるって言われてもなー
というのが正直なところ。
銅はご存知の通り、水には溶けません。
10円玉を水に入れておいても、10円玉が溶けることはないです。
ですので、銅イオンを作ろうと思ったら、
銅化合物を水に溶かすという方法が容易です。
その化合物が何か、で毒性が変わってくるんじゃないかな?
pHも変わってきますしね。
例えば、塩化ナトリウム(NaCl)は食塩水ですが、
水酸化ナトリウム(NaOH)は強アルカリの劇物です。
塩酸(HCl)も強酸の劇物です。
銅イオンでよく使われる硫酸銅(CuSO4)は劇物ですが、
硝酸銅はそこまでの毒性はないです。
逆に塩化銅(CuCl)とかは硫酸銅よりヤバイです。
で、ネオダーミルに含まれているのは、リシンとプロリンと銅がイオン結合したものです。
銅タンパクなるものですので、食べても大丈夫なものです。
ちなみにpHは5前後。弱酸性です。
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