炭酸を閉じ込める処方
水、グリセリン、DPG、BG、エチルパーフルオロイソブチルエタノール、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、エチルパーフルオロブチルエーテル、パルミチン酸エチルへキシル、ジメチル化シリカ、カプリリルグリコール、ㇸキシレングリコール、オレアノール酸、炭酸水素Na、(アクリレ―ツ/アクリル酸アルキル(C10-30)クロスポリマー、キサンタンガム、メチルグリセル-20、水酸化K、塩化Na、コカミドプロピルベタイン、ココイルグリシンK、コカミドDEA、EDTA-4Na、(クロロフィリン/鉄)複合体
炭酸コスメってのは色々ありますが、
基本的には缶に入れる必要があります。
気体なので、普通の容器では外に出てっちゃいますから。
まあ、この缶で作ろうと思うとロットがエグイことになるし、
単価もそりゃ上がります。
また、空輸もできないってことで、発送面でも面倒。
それを解決した商品が存在していると。
クレンジングと炭酸パックが同時にできるという商品で、
普通の容器にはいっているとか。
で、それと似たような商品を作りたいと話が来たわけ。
上記はその商品の基材を並べたもの。
炭酸水素Naが入っているので、これが二酸化炭素の発生源になっていると思われます。
炭酸水素Naは、まあ重曹です。
重曹はクエン酸などの有機酸と反応すると二酸化炭素を発生します。
肌は弱酸性であるため、それと重曹が反応して、二酸化炭素を発生させている?
そんなこと可能なのかな?
エチルパーフルオロイソブチルエタノール、エチルパーフルオロブチルエーテルは
コスモフロー76って原料で、自己発泡原料です。
肌にのせると、モコモコ泡になるって原料で、おそらくこいつが肝だな。
こんな感じになります。
常温では液体ですが、体温で気化することで泡立っているように見えるわけです。
刺激性もなく、安全性は高いみたいっすね。安全データシートを見る限り。
ただ、沸点は76℃ってなってな。
まあ、エタノールもすぐ蒸発しちゃうし、こんなもんか。
で、実際には炭酸か?といわれると、違うんでしょうね・・・
まあ、重層は炭酸といいたいがための、ダミーなんだろうね。