まあ、もともと抗ウイルス作用があるといわれてましたし
奈良県立医科大学の伊藤利洋氏らによって、世界で初めて
柿渋が新型コロナウイルスを無毒化するという発表がされました。
柿から抽出した高純度の柿渋と新型コロナウイルスを混ぜて、
10分放置したら、ウイルスの活性が1/10000まで落ちたそうな。
柿渋は、渋柿を絞って得られた液体を発酵したもので、
衣類や建物に塗ることで、抗菌性とのことで、塗料として使われています。
青い時に収穫しないと作れないので、自宅て手軽に作れるようなもんではないですね。
正直、臭いもよくはないからなー
作り方は、青い柿を収穫してきて、その日のうちにすり潰します。
そこに水入れて、1週間くらい放置して発酵させます。
抗菌成分の塊みたいなものなので、自家発酵になります。
途中、泡がポコポコでてきて、酸味臭がするのですが、
それが落ち着き、変なにおいに変化したら出来上がり。
これを濾して、容器に詰めて完成となります。
結構前から、柿渋は万能な抗ウイルス撃退薬だ・・・
と言われており、インフルエンザをはじめ、ノロウイルス、
ヘルペスウイルス、ポリオウイルスなどなど・・・
もう、あらゆるウイルスを秒で不活性化すると言われていました。
ですので、まあ、新型コロナウイルスにも効いて当然よなー
見た目、臭いから、そりゃ死ぬでしょってのは、
感覚的に誰もが思うレベルですしね。
問題はこれをどう活かすかってことですよね。
現状、柿渋を口に入れるってのは、控えめにいって無理ですから。
エタノールの代わりに使うってのは1つの手段ではありますが、
臭いがヤバイですし・・・
まあ、いち早く、その問題を解決したところがあり、
なんと食用で販売している会社があるんですよ。
臭いの元となる酢酸、プロピオン酸、酪酸(こいつがヤバイ)を
独自の技術で除去しているのだとか。
すでに注文が殺到しているそうで、購入の個数制限がかかっています。
臭いの問題が解消されれば、柿渋に漬けたマスクなんてのも良いでしょうし、
飴やガムなんかに入れても面白いかもしれません。
うがい薬のように使うのもありですね。
新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザやSARSなど、
ほんとにあらゆるウイルスに対して有効なので、
使いやすい形で製品化されたらよいのになーとは思います。
ただ、抗ウイルス剤的な使い方には、特許が取られてるからなー
その辺に引っかからないよう、気をつけてな。
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