レチノールを超える
レチノールと同等、もしくはそれ以上の原料を集めてぶち込んだものを作りました。
まあ、試作段階ですけど。
AgeCap(メトキシヒドロキシフェニルイソピルニトロン)
ビタミンCの6倍もの抗酸化能で、半永続的に抗酸化力をもつ成分。
レチノールとの比較試験で、レチノールの3ヶ月分の効果が、
1ヶ月で出たとのデータがあります。
まあ、レチノールの濃度は0.1%との比較ではあるんですけどね。
これは部外品となっているやつの配合濃度なんだとか。
こちらを0.1%配合しています。
推奨量になります。
非常に高価な原料ではありますが、配合量から考えれば、
そこまで負担ではないかなー
コラーゲンの分解抑制、抗糖化作用、過酸化脂質の発生抑制、紫外線による炎症抑制などなど、
すべて抗酸化作用によってもたらされる作用です。
その抗酸化が半永続するので、フラーレンと同様、もしくはそれ以上の仕事をします。
STEVISSE(水、グリセリン、ステビア葉/茎エキス)
ステビアの葉を亜臨界抽出したもの。
こちらもレチノールより1ヶ月で、レチノール3ヶ月使ったのと大差ない結果となっています。
ぶっちゃけ、ヒト試験は金かかるので、3ヶ月もやってらんないんでしょうな。
こちらは抗炎症作用がメインの原料となっています。
当然ながら炎症を抑えるわけですから、A反応なんて起こらないわけです。
これを2%、推奨量配合。
値段は安いんですが、ロットがデカい。
しかも受注生産で、入荷までめっさ時間かかるので
あんまり使いたくないです。
Vit a Like Pw LS9898(モスビーン種子エキス、マルトデキストリン)
モスビーンという豆からの抽出物で、レチノールと同様の効果があるそうな。
推奨量は0.3%くらいなんですが、勘違いで1.5%配合。
作用機上はレチノールに近い形で、抗シワ作用を発揮します。
こちらも非常に高額なんですが、まあ配合量からも使えなくはないですが、
こちらも受注生産なんで、使いたくはないかなー
全く異なる作用機上から、抗シワ作用を謳う原料を組み合わせているので、
相乗効果は非常に高いと思われます。
単体でレチノール超えをしている原料を3つも入れているわけで、
レチノールを超えた美容液的なものとなります。
正直、レチノールの作用ってそんなに大したもんではなくて、
高濃度のものを使って、わざとA反応を起こさせて、
肌の修復力によって、肌がキレイになるものなんじゃないかなーと。
なんかハリで肌を血まみれにする美容方法なかったけ?
あれとやっていることは同じなんじゃないかな?と。
レチノールが良いっていう人のほとんどはA反応を経験しており、
逆にA反応を経験していない人は良さがイマイチわからんって声が多いです。
また、肌の再生力が衰えている高齢の方は、ひどい目にあって終わるってことに
なるほうが多いように感じます。
なので、超レチノール美容液と入ってみたものの、
そこまで劇的な効果は期待できないんじゃないかなーと。
ここまでしても、ナチュセラ碧には及ばない感じなんですよねー
もちろん、作用機上は異なるので、一緒に使えば相乗効果はあるでしょうけど。
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