化粧品開発は命がけだな・・・
韓国での話ですが、ソウル近郊で、突然の爆発で建物の一部が吹き飛んだそうな。
しばらくして炎があがり、繰り返し爆発音、黒い煙が上がるという惨事に。
化粧品工場で起きた火災で、消防車が60台も出動したとのことなので、
かなりの規模だったのでしょう。
2時間半には消火しましたが、3名の方が無くなり、9名のけが人がでました。
爆発と火事は工場の2階で発生しており、当時は新商品開発のための
作業が行われていたとのこと。
化粧品の開発は命がけ、死と隣り合わせなんですね・・・
石鹸の工場とかは結構火事になりやすいんですよ。
釜炊きは火を使いますし、油も使いますし、
鹸化も一歩間違えると爆発しますし。
ただ、開発段階で・・・?
いったい何をしたら化粧品開発で爆発するのか?
ニュースによると、次亜塩素酸ナトリウムの扱いの不注意によるものだったそうな。
次亜塩素酸ナトリウムなんて化粧品で使うか?と思ったのですが、
昨今流行のエタノールの代用の消毒液として活躍してましたね。
エタノールの供給がようやく戻ってきたわけですが、
新型コロナウイルスの再々流行が起ころうとしているためか、
すでに製造ラインはパンパンなんだとか。
容器の供給が全然間に合ってないそうな。
消毒用のエタノールを許可なく作っていた挙句、
濃度が全然足らないってなのを市場に流していたのがばれて、
その代替えとしての商品開発だったのかなーと推測されます。
一般的には4~12%くらいの水溶液で、引火性もなければ、
当然爆発することもないです。
国内でも多くの工場が次亜塩素酸ナトリウムを使用していますが、
基本的には爆発事故ってのはないです。
次亜塩素酸ナトリウムの事故としては、作業中の塩素ガスの発生による
中毒が起こるって事故がほとんど。
次亜塩素酸ナトリウムの消毒液を使用する際は、
換気には気をつけなきゃいけないそうですよ。
まあ、爆発するから気をつけろって話はないですけど。
安全データシートによると、加熱するとガスが発生するので、
容器が破裂することはあるようです。
直射日光に当たるようなところに放置してたら、爆発するかもね。
混ぜると危険なものは、強酸物質、還元性物質、可燃性物質。
ぶっちゃけ、爆弾を作る方法とかになるので、
ネットでは情報を集めれないんですよね。
寒天のようなものに混ぜてたら爆発したって話と、
セルロースがどうのこうので爆発するって話があるので、
ジェル状の消毒液でも作るつもりだったのかもしれませんね。
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